映画レビューは “アトリエミシェルの製作&柴犬ブログ”にて更新中。 http://ameblo.jp/atelier-michelle/

2013/5/23

シリーズ最高傑作かもっ!  映画

柴犬の赤ちゃんがうちに来て、
映画館に行くに行けず2ヶ月ぶりの更新になりました。
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超級のエンターテイメント!
アイアンマン3


どうやってアイデアをひねり出しているんだろう
ディテールすべてがおもしろいっ!

2とアベンジャーズがイマイチだったので
期待度50%で行った…が結果は
満足度200%
駄作と言ってる人もいるので責任はもてませんが。
アイアンスーツの進化がスゴイので
視覚的な驚きがほとんどで言葉では説明できない。
あれは観た人としか語り合えないな〜
とりあえず読む前に観に行ってほしい。

今回の敵は人間なのに怖すぎる。強いし不気味だし。
風貌は一昔前のSF映画っぽくもある。
“地球外生命体に乗っ取られた人間”風だ。
クリックすると元のサイズで表示しますトニー・スターク邸は、
攻撃され崩落していく時に気づくのだが
ものすごくカッコイイ。
何となく落水荘を思わせる。

危機に瀕した際に笑わせるのはもちろん、
スパイダーマンやスーパーマンにあったような感じで
泣かせるシーンもある。
クリックすると元のサイズで表示します“3”の敢闘賞はグィネス・パルトローに授与
そして、エンドロールでなぜだかワクワク感炸裂!
終わろうとしてるっていうのに血が騒ぎまくりだったー!

悪役に扮するガイ・ピアース、ベン・キングスレーの
芸達者ぶりがまたスゴイ。
ベン・キングスレーというと
『ガンジー('82)』の人なのだが(私だけ?)
とにかく何にでも出ていて、最近のメジャーな映画はもちろん
最近テレビ放映された『スピーシーズ/種の起源』、
『アサインメント』で続けて見た。

何といっても、頭のいいエンジニアであり
大金持ちのトニー、何でもできてしまうのだから
カッコ悪いワケがない

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2013/3/13

上質のおとぎ話  映画

クリックすると元のサイズで表示します今もっとも評価が高い映画
『王になった男』鑑賞。


実在の朝鮮15代目の王・光海君と、
王の影武者となる道化師ハソンの二役を、
時代劇初出演のイ・ビョンホンが演じている。
脚本は『オールドボーイ』でカンヌ審査員特別賞のファン・ジュヨン。
韓国ならではの食事メニューがたびたび出てくるのも見どころ。
ストーリー展開に不可欠だった“小豆粥”を作らなければっ!
と思った人も少くないはず。
歴史大作と言われているが、光海君をモチーフとした創作で、
歴史を動かすわけでもないので、
道徳を説く名作絵本を読んでいるような話だった。
自分の心の持ち方次第で周囲も変わっていく。
それは、政治でも日常生活でも当たり前のことのようであり、
実際にはそうはいかない、本の中のおとぎ噺のようでもある。
クリックすると元のサイズで表示します暗殺を恐れるあまり疑心暗鬼から暴君と化した王様が、自分に瓜二つの男を探させ、自分の替え玉を据える。
とほぼ同時に、実際に策略によって病に伏せてしまった王が回復するまで、ハソンは王として公務を執り行わなければならなくなった。クリックすると元のサイズで表示します
最初は言われるままに受け答えや押印するだけだったが、法や政策を学ぶうちにすべきことを自分で判断し采配をとるようになる。

《ここは“よくある話”ですが、青字部分はネタバレになるのでご注意ください》
政治のしがらみなど関係ないハソンのふるまいに
最初は懸念していた家臣たちも、ボディガード役の家来も、
ハソンの正義感や人情味あふれる言動に心を動かされていく。
王が戻れば消されるハズの運命も、王の心まで変えてしまったハソン。
ところで、平民には想像のつかない王の生活ぶりは、
あまりにも落ち着かない。
ポータブルトイレ(和式!)をその都度女官が持ってくる、
見てる前でする、大勢で拭いてくれる、排泄すると
「おめでとうございます」とひれ伏して祝福される。


教訓風刺の詰まったこの物語、
児童文学絵本にして道徳教材としてほしい。

イ・ビョンホンの演技派俳優ぶりよりも
横顔が大泉洋にそっくりなことに驚いた。
家臣3人が信頼できるいい人ばかりで、俳優もそれぞれいい味を出していてよかった。
温水さん系の執事みたいな人とか…

予想以上に、レディースデーの劇場はマダムばかりだった。
いかにも韓流ドラマ好き!な数人連れがほとんどで、
暗くなっても、予告に入っても大声で話していた。
噂通り、金返せーと言いたくなるようなノーマナー状態になるかとヒヤヒヤしたが
映画が始まった途端に静まった。ほーぉ、渋谷はまだ大丈夫だぁ。

一人二役のイ・ビョンホンの演技力の高さが評価されているが、
演技力ならとっくの昔に確認している!
最近の必見作は、
婚約者を惨殺された刑事が復讐に燃える『悪魔を見た('10)』
あまりにも残虐で、冒頭で映画館に観に行ったことを
後悔したほどの衝撃作だが、映画としては完璧で
イ・ビョンホンのカッコよさ全開だったー。

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2013/3/1

タランティーノ万歳!  映画

『ジャンゴ 繋がれざる者』クリックすると元のサイズで表示します
で“映画の日”に大興奮


2時間43分もあったとは、見終わった後も気づかなかった。タランティーノ映画のベスト3に入れたい秀作だ。アカデミー脚本賞に輝いた!
ただし、タランティーノファン以外の人からすると「映画にした意味がわからない駄作」らしいが。

とにかくストーリーもキャストもその他も見どころだらけ!!
ストーリーは予告でほぼ紹介されている通り。
マカロニウエスタン色濃厚なオープニング曲でいっきに入り込む。
劇中でもいい曲♪が流れるのでいちいちぐっとくる。
クリックすると元のサイズで表示します物語は、賞金稼ぎに転身した元歯科医が、お尋ね者の顔を知っているジャンゴを奴隷商人から買い取るところから。
そのドイツ人役のクリストフ・ヴァルツ が2度目のアカデミー助演男優賞獲得!
前回もタランティーノ作品『イングロリアス・バスターズ』での残忍極まりないナチス将校役での受賞だった。
『グリーンホーネット』でも残虐なギャングのボス役だったが、
今回は一転、商売で賞金稼ぎをしていると口では言うものの
心優しい正義感あふれる紳士(ただし気が短い)で、
奴隷制にかなり批判的。
白人の悪役を撃ちまくることでそれを体現している。
タランティーノの演出は迷いがない!容赦なく引き金を引く!
撃たれた人たちの吹っ飛び方がまたスゴイ。
隣席にいた女性があるシーンで
突然きゃあぁっ飛び上がった。
ここでびっくりするようではタランティーノ初心者なのか。
その漫画みたいな驚き方にびっくりした。

ジャンゴは早撃ちの能力を開花させ、賞金稼ぎの
パートナーとなり、自由人として様々なことを学んでいく。
離れ離れにされ売り飛ばされた妻を奪還するために
二人で大きな農園を訪れ、ひと芝居打つ。クリックすると元のサイズで表示します
その一見紳士で実は冷徹な農園主を演じるのがレオナルド・ディカプリオ!
私から是非とも助演男優賞をあげたい!
演技中にグラスを割ってしているのにカメラを回し続けたことでブチ切れた、という噂のシーン。あの流は本物…?そこもうまく演じていたなあ、あっぱれ!
二人の邪魔をする黒人召使が悪いの何の。
今調べるまで全く気づかなかったが…
サミュエル・L・ジャクソンだった!
『あしたのジョー』で香川照之が扮した
丹下段平
くらいの化けっぷりだ

最初にお尋ね者を成敗しにいった牧場の主は、
私が一番好きな米ドラマのナッシュ・ブリッジス!ドン・ジョンソン
『続・荒野の用心棒』にジャンゴ役で主演したフランコ・ネロ
ジェイミー・フォックス演じるジャンゴに名前を尋ねるシーンがある!
やるなー、タランティーノ!
同じ千葉真一ファンとして友達になりたい!

主演のジェイミー・フォックスにも私から主演男優賞を授与したい!
『レイ』('04)では神がかり的な演技を見せてアカデミー主演男優賞!
静かな元黒人奴隷を演じても終始スゴ味を漂わせ、
エンディングではスーパースター的ガンマンに成りきっていた。
『コラテラル』(同'04)での、暗殺に巻き込まれるタクシードライバー役も必見!

さまざまな衣装、チェスターフィールド仕様の座席の馬車、
お屋敷の装飾、家具、手際のいいテーブルセッティング、ホワイトケーキ
広大な19世紀中期アメリカ南部の風景、流れる音楽。
楽しめるのは派手な銃撃、爆発シーンだけではない。

1

2013/2/24

どこがどんでん返し?  映画

クリックすると元のサイズで表示します“結末はイマイチ”覚悟で
レッドライト』鑑賞。


オチが、どんでん返しがつまらないと
ほとんどのレビューに書いてあったので
一応覚悟をして
クリックすると元のサイズで表示しますキリアン・マーフィ見たさで行ってみた。
監督はスペインの異才ロドリゴ・コルテス
『アパートメント:143』『リミット』
見てないので無謀な賭けだった。
異才も鬼才もこれまでの経験から要注意である。

クリックすると元のサイズで表示します物語は、物理学者のシガニー・ウィーバーと
助手のキリアン・マーフィが
心霊現象に悩まされる家を調査するところから。
霊能者による降霊術で現れた現象をみるだけで
解決して帰っていく。
大学で学生たちの前で種明かし。
超常現象を科学的に解明する講義をしているらしい。
ちょっとしたトリックで
霊が動き回っているように見せかけることができる。
なるほどねー。
このあたりまでは、まずまずおもしろかった。

この後、かつて一世を風靡したという能力者
サイモン・シルバー(ロバート・デ・ニーロ)が
30年ぶりに復帰するということで世間が大騒ぎ。
どんなすごい超能力者なのかと思ったら、
具体的に見せたのは病人のお腹に手を突っ込んで
患部を取り出すという荒業を見せただけ。
実際によくテレビで見る通りの演出で
よく見えない角度からお腹に触っているだけにしか見えない。

ほか、すべてがもうドタンバタン
建物が嵐に襲われたようなシーンばっかり。
超能力者というよりも救世主としてすがる人たちの集会である。
シガニー・ウィーバーは何やらややこしい因縁があるようだし、
キリアン・マーフィもムキになってトリックを暴こうと
家でも、会場でもひどい目に遭わされてばかり。
一体どういう理由で、なのかがわかればまあいいのだが
大荒れの会場で
主人公(だった!)キリアンがひとりで
「そうだったのか」と納得して終わった。
デ・ニーロもあたふたとその結末にあわてていたけど
私には何のことやらわからなかった。
(はあーぁ、『ダイハード』にしとけばよかった…)
というのが私の結末。
まるで理解不能だったので
劇場で見終えた誰かに聞こうかと思ったほど。
もしかして、と思うこともあったので
帰って《ネタバレ》のレビューを開いてわかった。
やはり…オチでもどんでん返しでもない
あーあれが伏線だったのかと納得することも思いつかない。
本当にどうでもいい事実に思えた。
途中で自分なりにどんでん返しを推理して
そうか!死んだハズの人が生きていて、
まさしく錯覚を利用した話だ!と
かなり自分の中で盛り上がっていたのだが…

それでも、「好き」という人や「さすが」と
好意的なレビューもあるので不思議だ。
できれば観る人を楽しませるために頭を使って欲しい。
出演者がスゴイだけにもったいない。
サイモン・シルバーの若かりし日を演じたデ・ニーロ似の俳優が
ものまねタレントがふざけているようにしか見えなかった。

唯一期待したキリアン・マーフィ
何の魅力も感じなかったのでさらにがっかり。
オススメの主演作は
『麦の穂を揺らす風』(アイルランド独立戦争で戦う青年役)
『プルートで朝食を』(女装がキュート過ぎる青年役)
『28日後…』(ウィルスに感染した凶暴な人々の中でサバイバルする青年役)
『バットマン』シリーズでの不気味な悪役といい、各作品で完全にけてます。
まさにこっちの方が超能力!

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2013/2/15

エンドロールで最高潮に!  映画

異例の高評価に
『脳男』鑑賞!


まずはよいところから…
ラスト10分!そしてエンディングのかっこよさに
連ドラの次回を期待する時のような
ワクワク感でいっぱいになった
何で映画終わりを
こんなに盛り上げたのかわからないが
とにかくカッコよかった
音楽のことは全く知らないので調べてみたら
エンドロールで流れる曲は43年前の
キング・クリムゾン21世紀の精神異常者という曲。

クリックすると元のサイズで表示しますオープニングは、怪しげな
実験室のような場所での過激な暴行シーンから
人に巻きつけた爆弾でのバス爆破と、
緊張が高まる。

クリックすると元のサイズで表示します犯人が女子ふたりで、
いかにも“邪悪”メイクや風貌で、狂気めいた演技にちょっと冷めた。
ここのところ、ものスゴく評価されている
旬な女優が知能の高い犯罪者役だが
彼女に依存するもう一人の女優
(元モデルで松田龍平の妻)の方が
メイクも様になっていて迫力もあったので
主従関係が逆な方がよかった。

生田斗真扮する“脳男”は、淡々とアクションをこなし
変に大きく体を作ってないところが見事だと思った。
ちゃんと品のいいシャツを着ていると、痩せた小柄な少年体型に見える。
せっかくあそこまで作り込んでいるのだから
あまりプロモーションで好青年ぶりを露呈しない方がよかったのに…。
クリックすると元のサイズで表示します
かなり粗野な刑事に江口洋介
威勢のいい割に大体のシーンでやられっ放し。
(いま放送中のドラマ『dinner』シェフ役の方が
生き生きとしていて断然いい!
相棒の刑事“広野”の役どころと若い俳優大和田健介が新鮮でよかった(ACのCMで '11年の露出量2位になった2世タレント)。

クリックすると元のサイズで表示します家族の悲しい過去をもつ精神科医に
松雪泰子
嫌いでないけど「またぁ」という感は否めない。
とにかく出てくる俳優ほとんどに「また出た」と思い
女子一人にしてやられまくりの警察、医者を見ているうちに
どんどん感情が凍結していき、
爆弾事件が終結した時には完全に静止していた。
「あーもうどうしようと思ってたら
あのラスト10分!で一気に大興奮
多くの人が思ったように続編に期待!
というより私は連ドラを期待。
江口や広野、松雪、脳男も
それぞれのストーリーを丁寧に見せて欲しい。
好きな四字熟語が《勧善懲悪》の私には
“脳男”は正義そのものに思えた。

それを言うなら、先日テレビ放映された
『96時間』('08リーアム・ニーソン主演)
米国元工作員が、娘を旅先のパリで拉致される話。
父娘が電話で話している時に、侵入者を発見し怯える娘に
父親は経験から「お前は捕まる」からと、できる限りの指示を与え、情報を得る。
誘拐から96時間以内なら救出可能。
パリに乗り込んでからの、周囲にお構いなしの娘奪還劇。
おとーさんカッコイイーッ、もう一生ついていきます!と言いたくなるような活躍ぶりだった。
シンプルさが最高
あれを超える続編はないっ、と言い切れる作りだった。
…その通りになってしまったようだ。
『96時間リベンジ』はテレビ放映を待つことにする。

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