2012/3/16
濃厚かつ高速映画! 映画

シャーロック・ホームズ
〜シャドウ ゲーム〜
極々深煎りの珈琲豆を細〜く挽いて濃厚に抽出したような映画だった。前作を超える激しさ。乱闘シーンの連続で、何をやっているのか全く事件の内容がわからないまま終盤まで一気に進む。
あらすじを読んでびっくり。“オーストリア皇太子が自殺した事件をホームズが暗殺と推測して謎を解こうと社交クラブに潜入”…とある。全く気付かなかった。冒頭5分でロバート・ダウニーJrが見せる格闘シーンに、言葉では尽くせない満足感にひたっていたからか。
それにしても探偵のホームズが、依頼人もいないのに自ら真相究明に乗り出し死闘を繰り広げるのだからわけがわからない。さらに映像は全編エスプレッソのように濃い!男たちがUPになるとむさっ苦しいくらいだ。
今回はジュード・ロウ演じるワトソンの結婚エピソードも加わり、ドタバタ感もまとめ方も見ごたえ十分な米ドラマのようでもある。


何とヒロインが!あの元祖ドラゴンタトゥーの女“ノオミ・ラパス”!
伏線からエンディングのオチまで完璧だー。
