2012/12/3
パーフェクトな紳士! 映画

007スカイフォール
しょっぱなからダニエル・クレイグ演じるボンドの登場で
そのシルエット、肩のライン、スーツの着こなし…
あまりのかっこよさに


CМで流れる、後ろがふっ飛んだ電車に滑り込むシーン。
とんでもない戦いの最中だとは思えない
パーフェクトな紳士の立ち姿でスーツの袖口を直す仕草。
ぴたーっとしたトムフォードのスーツがステキ過ぎるっ

スパイの命は

冒頭から衝撃的に描かれていた。
映画とわかっているのに思わず「あああ!」と
叫んでしまいそうになり、
危なすぎるスタントにハラハラ

いつものクラシック感漂うオープニングロール。
ムード歌謡のような主題歌の歌詞に悲しさはさらに大きくなった。

今作はスパイ活動というよりMI6での揉め事を描いている。
Мを演じるジュディ・デンチの回といったところ。
悪役のハビエル・バルデムの顔の大きさだけでもインパクトがあるのに、
その上に隠し玉を持っていて、あのシーンは見逃せない!
さらにはボンドの生家や生い立ちに至り、
現代におけるスパイの存在危機までが描かれる
ジェームズ・ボンド総決算というところだ。
もちろん←あの車も登場

それにしてもダニエル・クレイグのアクション!
普通の俳優なのに動きが切れすぎていて、カンフーやダンスをやらせたら相当なものになるのではないかと思う。
アクションシーンの設定、ひとつひとつの動き、よくあれだけ面白いことを考えられるなあと、
ストーリーに入り込んで鑑賞しつつも全シーンのアイデアに感心させられた。
これは見るしかないでしょう!!
深夜ショーンコネリーの『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(゚83)を観た。
ボンドガールがキム・ベイシンガー。
やっぱり体型も動きも昔の映画だ、全く違う、違い過ぎる。
ヘルメットをかぶりバイクに乗る姿に思い切り無理があった。
さすがにダンスはさまになっていたが…。
