北近畿豊岡自動車道・八鹿氷ノ山IC〜国道9号線〜香美町村岡区和田の交差点を右折し、県道4号線を矢田川沿いに香住方面に北上し、
「道の駅鮎の里矢田川」を少し走行すると長瀬集落に入ります。
集落内の細い参道に一の鳥居が見え、神社は少し高台に鎮座しています。
「高瀬(たかせ)八幡神社」
二の鳥居
(矢印)社殿の周辺は竹藪が多く、社殿後方から地滑りが起き、下の道路脇まで続いています。
境内は本殿を含め少しだけ高い所に鎮座しているので被害は免れたようです。
社殿の一段低い左横に自生する
「ひょうごの巨樹・巨木100選」 NO.58
・兵庫県指定郷土記念物(H3年1月4日 指定)
・ダブノキとしては兵庫県内で第1位の巨木
巨樹 「長瀬八幡神社のダブノキ」(2020.5.2 撮影)
・所在地/香美町村岡区長瀬726−1
・幹周/5.30m
・樹高/23m
・推定樹齢/300年
境内と地滑りの境に野花が群生しています。
・資料から10年以上前から根元は虫に食られているのか、大きな開口部があり、木屑も大量に蓄積され主幹は空洞と思われる。
それでも新しい葉を付けており、ここでも古木の生命力の強さを思い知るが、治療しないと近いうちに朽ち果てる可能性がある状態です。
・また地滑りは復旧工事もされてないので、第2波がいつ起きてもおかしくない状態です。
いたるところに古木の象徴である瘤。
裏面もかなり損傷しています。
他の樹木が着生している。
古木のため、比較的新しい「猿の腰掛」が着生しています。
若葉

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