≪新宮市の続編≫
青岸渡寺の南隣に鎮座する
「熊野那智大社」
・所在地/和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
・主祭神/熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)
・社格/官幣中社、別表神社
・創建年/不明(伝:仁徳天皇5年)
・構造形式/切妻造向拝付
熊野三山は@
熊野那智大社をはじめ、下記の大社を含めた、3つの聖地をまとめていう場合の総称で、名前の通り仏教的要素があります。
@本宮町→
熊野本宮大社・家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)
A新宮市→
熊野速玉大社・熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)
2007年7月、熊野那智大社の社殿及び境内地は、ユネスコの世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録された。
かっては、那智大社、熊野夫須美大社、熊野那智大社などと名乗っていたそうです。また、熊野十二所権現や十三所権現、那智山権現ともいいます。
青岸渡寺の境内の南側に佛と神との境界の門で、寺の境内より一段高い所にあるこの門を潜ると神域である熊野那智大社の境内に入ります。
ここも、昨年の台風被害により、奥の山の法面が崩落して、拝殿の奥に土砂が流れ込んできたそうで、今、復旧の工事が行われています。また、工事車両のための通路も設けられています。(画像の左上に工事作業をしておられる人が見えます)
熊野那智大社拝殿
本来、参道から参詣すると境内にある
二の鳥居
隣の寺と同じように最高のロケーションです。
また、
この境内は那智の滝と同じ標高だそうです。
那智の樟
拝殿に向かって右側にあります。
四方八方に力強く伸びた枝ぶりが印象的。
根元は空洞化してますが、まだまだ元気そうです。
樟霊社胎内くぐり
樟の根幹部が空洞になっており、それを胎内とみなしているようです。
大人は通り抜けできるかなぁ??
空洞化してますが、まだまだ樹木全体を見る限り元気そうです。
暖かい晴天の一日、孫に会えたし、同じ時間帯で名所、神社・仏閣を一気に見ることが出来、本当に最高の一日を過ごせました。早朝より遠路遥々来た甲斐がありました。

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