本堂を後にし、本堂裏に建つ四国八十八ヶ寺本尊佛を拝みながら、約320m上にある滝へと向かいます。
杉木立の参道を奥へ奥へと上ります。
山の法面には大きな岩がせりだっています。
石苔
岩の上に根を張った杉
滝壺から流れ出す渓谷を見ながらどんどん上がります。
この辺りも雨が降らず、水流も少ないです。
橋の前の大きな岩の奥に目的の滝があります。
「独鈷の滝」 (雄滝とも呼ばれています)
・滝は谷川が断層崖にかかって生じたもので、高さ約18mで、大きな滝壺を造り、この水はさらに渓谷を流れて「岩滝寺の渓谷美」を造っています。
・滝壺より毒蛇が出没し、民が困っているのを弘法大師が「独鈷」を滝壺に投げ入れ成仏させたとの伝説があるそうです。
・どんな状況下においても水枯れしたことは無いそうです。
滝の銘
水量不足か、流れは柔らかく優しい感じの滝です。
本当に涼しく、マイナスイオンが一杯!
世間の暑さは何処へやら。
疲れが一気に吹っ飛びました
陽光・角度によって、滝の様子が若干変わります。
滝や参道・渓谷の周辺には楓等が沢山生えており、紅葉シーズンには寺や滝が紅葉一色に染まり、きっと素晴らしい景色を見せてくれることでしょう。
滝手前横の急な階段を上がると、大きな洞窟内に祀られている弘法大師作と伝えられる
本尊 不動尊と
行者堂があります。
(急な階段は犬に悪い為諦めました。下山してからよくよく考えると、本尊を拝まないで帰ったことになり、紅葉シーズンに再度参拝したいと思っています。)
車専用道と参道の間にある
「夫婦杉」
普通は幹周りから枝分かれする樹が多いですが、このように、根元から分かれているのは初めて見ました。
車両用の道路沿いにも杉の木立の中に、楓などの樹木が自然に生えており、紅葉シーズンが大変楽しみです。
この時期の柔らかな新緑も素晴らしいですが。
森林浴にも最適なところです。

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