一度、散策した神社に
姫ホタルが舞っている頃だと思い、昨晩行ってきました。
20時〜21時頃が一番舞うということですが、

と人間の散歩の為1時間早い目に出たのですが、神社手前に来ると

と大

状態。
幸い、神社周辺だけは一滴も降らず本当にラッキーでした。
夜に遠路はるばる来て

でホタルが舞わなきゃ洒落にもなりませんよね。
暗くなるに連れ、車がどんどん集まってきました。
予定通り、20時前から参道両側の草叢から湧いてくるほどでもありませんが、あちこちから舞い始めました。
来られた人の話によると、草叢が綺麗に刈られたことや鳥居の前の街灯が明かる過ぎる等の理由でホタルの出が悪いみたいです。
しかし、暗闇と静寂の中、立派な杉木立の間に舞う光景は私が想像していた通り、幻想的かつ神秘的で本当に素晴らしいの一言に尽きました。
眼前にホタルが舞ってくるから声を出したり、写真を撮ったりしない方がいいですね。
私見ですが、
姫ホタルはゲンジボタルや他のホタルと比較すると次のとおりでした。
@体長 → 極端に小さい
A明滅テンポ → 他のホタルの2倍?くらい速いため、キラキラして、実際の数より多いように感じます。
B半分以下よりの舞う速さ → 手取れる程ゆっくり
C舞う高さ → 精々人間の高さ位のため、服や頭の毛にもとまっていた(どちらかというと地面スレスレに舞う感じ)
駐車場にて
カメラも腕も悪いため、画像はサッパリ
手の平が大きいせいもあり、余計に小さく見えますw・・・でも本当に小さい。
(余談)
道路を挟んだ小川にはゲンジボタルが数匹高く待っていた。
又、暗くなる前に

が異常に吠えるので、ふと振り返ると、小川に隣接するゴルフ場のコースに10匹ほどの鹿の群れが悠々と歩いていました

ゴルフ場や農家は糞や作物の被害で大変でしょうね。
前回の訪問の書き込み(2013年6月17日)より一部抜粋
↓
「内尾神社」
・所在地/丹波市氷上町三原字南奥島13
・起源は約1300年前、近くの大登峰に山伏が祠を造った。1185年に源頼朝が土地を寄進し、現在の場所に移ったと言われています。
(以上、新聞の記事より)
・地図上では、内尾神社は社務所や御旅所の場所になっていますが、本殿は社務所から、更にR78号線を約1kmほど奥に進むと左手に鎮座しています。
・「由緒書」の看板が設置されていませんので、この神社の詳細はあまり分かりません。
・場所を教えて頂いた地元の人曰く「行事や姫ボタルの生息地等で結構有名な神社ですよ」と言われました。
杉木立の森の奥(約100m先)に拝殿が見えます。
この鳥居の前の道路(2車線で幅員も広いが、この先で行き止まり)と小川(渇水状態でした)の向かいは「ザ・サイプレスゴルフ場」です。
鳥居を潜ると、まさに神の領域です。
参道両側の杉並木は真っ直ぐ天に伸び、昼間でもなお薄暗く神秘的。
古木の証でもある、杉の根元には苔がぎっしり付いており、また、参道の杉並木の両側奥も若い杉の樹木で蔽われています。
このような環境の参道辺りでは毎年6月中旬〜7月初旬にかけて、
「森のホタル」と呼ばれている
姫ボタルが美しく優雅に舞い、幻想的な世界を演じてくれるそうです。
今年の状況を今日、宮司さんに問い合わせると(0795−820−0803)
・今年は雨が少なく、ゲンジボタルやヒメボタルの数や出も悪いそうですが、7月初めまで見られますとのこと。
・道路脇の駐車場に車を停め、20時前後になると鳥居から参道辺りにかけて乱舞するそうです。
・また、注意事項として、「山ヒルが沢山いるそうで、長靴・帽子を着用し、草むらなどにあまり入らないこと、そしてごみなどは投棄しないようにお願いします」とのことでした。
ゲンジボタルに続いて、ヒメボタルが舞い始めます。
「ヒメボタル」はゲンジボタルやヘイケボタルより光は弱いが、明滅するのが早くキラキラした光り方は、華やかなに感じるそうです。
また、雄は飛びながら光を出し、雌は木にとまって出すそうです。
今回はその時刻まで待つ余裕が無かったため、機会があれば後日、幻想的かつ神秘的な光景を是非この目で見たいものです。
↓
線状になって舞うみたいですね。

2