映画レビューは “アトリエミシェルの製作&柴犬ブログ”にて更新中。 http://ameblo.jp/atelier-michelle/

2010/10/27

みんなのおススメ映画2本!  映画

ニック・カサヴェテス監督作品にハズレなしかも。
『きみに読む物語』やっと観ました。
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認知症の老婦人に、若い男女の恋物語を読んで聞かせる老紳士。タイトル通りのストーリーである。予備知識なしで観たので、意外だった。ニック・カサヴェテスの作品はユニークなものが多い(ロビン・ライト&ショーン・ペン元夫妻とトラボルタ主演の『シーズ・ソー・ラブリー』もハチャメチャで本当にラブリーでおススメ!監督父のジョン・カサヴェテスの遺作脚本です。ぜひご覧ください)。
クリックすると元のサイズで表示します主演女優のお転婆な走りっぷりと笑顔がキュート。そんな彼女アリーに一目惚れした材木置き場で働く青年ノアは猛烈“命がけ”のアプローチで、相思相愛になる。人目もはばからぬ仲の良さと派手な喧嘩を繰り返しながら、二人は将来の夢を描いたりしていた。
しかし裕福な家のお嬢様であるアリーは両親に交際を反対され、結局大学進学のため離れ離れとなり…アリーは病院でのボランティアで出逢った負傷兵(才能のかたまりのジェームス・マースデンが演じている!ホントにどこにでも出てるなあ)からデートに誘われ、その男性がものすごい資産家の御曹司で申し分のない人柄、両親にも気に入られるというでき過ぎた設定。
さてさてそこからどうなるのか、認知症の老婦人も先が知りたくてたまらない。
老婦人の名前はアリー、老紳士はノアという名前だ!ノアの子供や孫たちも施設に面会に現れる。二人は一体どうなったのか、アリーでなくても気になってしかたがない展開だ。
そして結末は…!?思い出すと泣けてくる。
大人ならきっとだれもがさまざまな場面で涙するだろう。余韻が心に長く残る物語である。
クリックすると元のサイズで表示しますこの中で二人の仲を裂こうとしたアリーの母親の若き日の恋もせつない。この話の中で店主が最も泣けたエピソードである。どっちの人生を歩んでいたら一番幸せだったか…決して知ることができない究極の選択だ。

評価の高い日本映画
『アフタースクール』も遂に観ました。

クリックすると元のサイズで表示します大泉洋に佐々木蔵之介が出ているのでてっきりハチャメチャコメディかと思っていたら、最初っからミステリアスで不可解な事件ものだった。“細部まで練り込まれた脚本と巧みな構成で描く大人の放課後”という説明通り、最後の最後まで真相がわからない。ほほえみの貴公子・堺雅人を加えて今を象徴するような顔ぶれであるが、どの役者も役柄そのもので、何よりストーリーのおもしろさにに引きこまれてしまう。
クリックすると元のサイズで表示します観終わってみると、大泉洋がかっこいい〜っとなる意外な結末。つまりは中学時代からの純愛物語なのである。しっかし、よく考えたなぁと感心しきりな物語だ。
どこにも気張りのない大泉洋の自然な演技、この中で一番の役者かも。
4

2010/10/5

名作時代劇の現代版  映画

1963年作品のリメイク
『十三人の刺客』は役者を楽しむ映画だ
キャスティングの妙と発見の連続

クリックすると元のサイズで表示しますどうしたことだろう、見終わった時何の感動もなかった。心が動かされるようなストーリー展開はどこにもなかった。プレ情報通りの話だった。
だからといって退屈したわけでもない。当たり前だが役所広司はうまい。何を演じても違和感がない(大和ハウスのCMさえ見るたびにスゴイと思ってしまう)。この映画は役所広司演じる島田新左衛門が、公には手を出せない暴君の殿様の暗殺を頼まれ、総勢13人で300人を超える鉄壁の布陣に戦いを仕掛けるというもの。
この映画で多くの人が評価していることだが、暴君役の稲垣吾郎!がホントによかった。想像していた以上に出番が多く、すさまじい残虐さだった。将軍さまの弟で《上げ膳据え膳》で大人になった殿様に異常性質をプラスしたキャラクターだが、子供時代からアイドルだったゴローちゃんの幼稚性の部分が重なる。起用した人がどこまで計算していたのか知りたいところだ。この映画の一番の見どころと言えるかも。ちょっと残念だったのは、最後の最期の演技力かな。
クリックすると元のサイズで表示しますそして、市村正親!時代劇にもあんなに馴染むとは…武士の中の武士だった。舞台以外では、ドラマにコミカルな役で出ているのやトーク番組でおもしろすぎるのを見たぐらいだったので、驚いたし、カッコ良かった!さすがだ!歌舞伎の松本幸四郎がドラマで味のある役をこなすのと同じように、才能ある役者は何でもできるのだ。松本幸四郎のこの映画での役どころが泣ける。悲惨だが泣ける。この時代に生きた人々の命は、使いどころが違う。人間いつかは死ぬという生き方ではない、切腹や自害が生活の中にあるのだ。クリックすると元のサイズで表示します
店主の前世は、ある先生に見てもらったところ、そんな時代のくノ一(女忍者)だったらしい。先生も初めて屋根の上を走る人物を見たと言う。店主が子供のころから忍者になりたかった謎が解けたのだが、当時の私は自害したらしい。今じゃ絶対ムリだ。高いところも刃物も怖い。あこがれのJACにも入れるわけがない。
松形弘樹の殺陣はまさしく本物!あの年齢で仲間に入っていることに少々違和感を感じるが一番動けていた。やっぱり本物はいい。できれば千葉真一も配してほしかった。
こうなってくると、63年のオリジナル版(工藤栄一監督作)が是非とも見たい!どこかにあるかな…。

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