映画レビューは “アトリエミシェルの製作&柴犬ブログ”にて更新中。 http://ameblo.jp/atelier-michelle/

2011/1/16

善意もタイミング。  日記

年の初めに大目撃!
ご機嫌な酔っ払いがホームから消えた瞬間。
〜西荻窪駅 22:30〜

昨夜の帰り、もうすぐ到着する電車に乗ろうとホームに上がったら
意外にも多くの人がいた。土曜の22:30だからか。普段はほとんど人がいないのに。
ホームの反対側を歩いていると、
店主の目の前をいかにも酔っぱらっている男性がすたすたと線路の方に歩いていく。
笑みを浮かべているようにも見えるが線路に吐くつもりかな、迷惑な…などと思いつつ男性の後ろを通り過ぎた。
気になって振り返ってみると、男性は声もなく線路内に落ちた!
えーーっ!
誰も見てなかったら、電車が迫っていたら、わたくし店主が助けるしかないってことー!? 
しかし、こっちの線路にはまだ電車が来る予定はない。
なので、そうあわてることもなかった。
次の瞬間、他の誰かが「落ちた!」と叫んでくれた。ほーぉ。
そこから、わらわらと人が集まり、若い男性が状況をみて線路に飛び降りた。
もう一人続いた。ぐてんぐてんの小太りの男性をどうするか。ホーム上では若い女性たちが見守っている。
緊急ボタンを探したが近くにはなかった。
誰かがボタンを押し、けたたましい音が駅周辺に鳴り響いた。
男性を抱き起こし、女性たちの手にゆだねる。
「せーのっ」の掛け声で、男性を引っ張り上げた。
降りていた男性も転げ上がるようにホームにのぼった。かなりの勢いが必要だ。
助けられた酔っ払いは、まだ線路の方に身を乗り出そうとする。
眼鏡が無いと言っているのだ。バカか!
眼鏡はもういい!とみんなが口々に言って、男性を抑える。
駅員さんがやっと来た。
けたたましい音はまだ鳴り響いている。
4本の線路すべてが機能停止しているようだ。
駅員さんが落ちたものを拾うマジックハンドで眼鏡を拾い上げた。
安全確認が済み、音は止んだ。
電車が来て何事もなかったようにみんな乗車した。
大迷惑なあの男性には、その後どのような処罰があるのか、
ただで済ませてはいけない気がする。

今回あの男性が助かったのは、すべてタイミングがよかったからだ。救出しようとして代わりに亡くなる人もいるが、みんながみんなギリギリで飛び込んではくれないだろうし、今回のような、酔っぱらって自ら落ちていくような人のために犠牲になる必要はもちろんない。かと言って、助けられるかもしれないのに見ていただけというのも、一生背負ってしまいそうだ。
もしもあの時いつものように人のいないホームだったら、店主は果たして線路に降り立てただろうか。あの重そうなかたまりを線路脇に運ぶことさえできない気がする。運悪く電車の通過時点で、線路に男性を横たえてしまう可能性もある。
ぐるぐると頭の中を考えがめぐってしまった。

善意と言えば、
年末から広がる“伊達直人”運動
奇しくも店主の理想の男性は昔から伊達直人である。再放送も幾度となく見た『タイガーマスク』、最終回を語ると号泣してしまうので封印しているが。
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