映画レビューは “アトリエミシェルの製作&柴犬ブログ”にて更新中。 http://ameblo.jp/atelier-michelle/

2011/8/2

イタリア万歳!  映画

≪映画の日≫の隠れた秀作2本立て!
『人生、ここにあり!』(イタリア)
『海洋天堂』(中国)

イタリアでは、1978年に世界初の精神病院廃絶法バザリア法が公布され、患者たちは病院付属の協同組合180に所属して仕事をすることとなった。その実話を元に作られたのが『人生、ここにあり!』だ。原題は『SI PUO FARE(やればできるさ)』だが、単刀直入に『イタリア万歳!(ビバ!イタリア!)』でもいい。ついでにイタリアに乾杯!したい。、クリックすると元のサイズで表示します
労働組合員のネッロ☞は、革新的で型破りゆえに異端児扱いされ、協同組合180に異動を命じられる。このイタリア男が本当にかっこいい!明らかに精神に問題を抱える‘ちょっと変わった’人たちに全く偏見をもたず、むしろフレンドリーに接して“同僚”として扱う。
“切手貼り”などの単純作業しか与えられていない彼らに、自らできるビジネスを提案させ、自分たちで採決を行う。ネッロの人の扱い方、物事の進行の仕方、すべてがスムースで優しく熱意にもあふれている。クリックすると元のサイズで表示します
床貼りの仕事を始めた彼らを襲ったピンチから大逆転のビジネスチャンスが生まれ、ビジネスは軌道に乗るが、自由を得たことによる新たな問題も発生し、大事件も引き起こしてしまう。…果たしてネッロたちの試みは社会を変えられるのか…単館上映ですが必見です!役者たちの演技も見もの!この題材にして、笑いどころもたっぷり。今のところヤフーレビューは全員が満点の5点評価です。

ジェット・リーがノーギャラでの出演を熱望したという『海洋天堂』
クリックすると元のサイズで表示します☜アクションなし!一人の平凡な父親を演じるジェット・リーに感動。
21歳の自閉症の息子の世話をしながら水族館に務めるシンチョンは、肝臓ガンの余命宣告を受け、残していく息子のためにできる限りのことをしようとする。
『北京ヴァイオリン』の脚本家が、14年間の自閉症施設でのボランティア活動から脚本を書き上げ、監督した作品である。映像は美し過ぎるくらい美しいが、話は厳しくリアル。
息子役のウェン・ジャンの演技は秀逸なはずなのに、ジェット・リーの辛い、悲しい、優しい…の表現がそれを超えて痛いほどに伝わってくるので、かすんでしまった。
ただ一つ、21歳になるまで一人では何もできないままなのはあまりに過保護過ぎ。
キーワードはウミガメ〜。全編静かに進みます、そして最後に涙が流れます。とにかく見てください!

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