映画レビューは “アトリエミシェルの製作&柴犬ブログ”にて更新中。 http://ameblo.jp/atelier-michelle/

2013/2/24

どこがどんでん返し?  映画

クリックすると元のサイズで表示します“結末はイマイチ”覚悟で
レッドライト』鑑賞。


オチが、どんでん返しがつまらないと
ほとんどのレビューに書いてあったので
一応覚悟をして
クリックすると元のサイズで表示しますキリアン・マーフィ見たさで行ってみた。
監督はスペインの異才ロドリゴ・コルテス
『アパートメント:143』『リミット』
見てないので無謀な賭けだった。
異才も鬼才もこれまでの経験から要注意である。

クリックすると元のサイズで表示します物語は、物理学者のシガニー・ウィーバーと
助手のキリアン・マーフィが
心霊現象に悩まされる家を調査するところから。
霊能者による降霊術で現れた現象をみるだけで
解決して帰っていく。
大学で学生たちの前で種明かし。
超常現象を科学的に解明する講義をしているらしい。
ちょっとしたトリックで
霊が動き回っているように見せかけることができる。
なるほどねー。
このあたりまでは、まずまずおもしろかった。

この後、かつて一世を風靡したという能力者
サイモン・シルバー(ロバート・デ・ニーロ)が
30年ぶりに復帰するということで世間が大騒ぎ。
どんなすごい超能力者なのかと思ったら、
具体的に見せたのは病人のお腹に手を突っ込んで
患部を取り出すという荒業を見せただけ。
実際によくテレビで見る通りの演出で
よく見えない角度からお腹に触っているだけにしか見えない。

ほか、すべてがもうドタンバタン
建物が嵐に襲われたようなシーンばっかり。
超能力者というよりも救世主としてすがる人たちの集会である。
シガニー・ウィーバーは何やらややこしい因縁があるようだし、
キリアン・マーフィもムキになってトリックを暴こうと
家でも、会場でもひどい目に遭わされてばかり。
一体どういう理由で、なのかがわかればまあいいのだが
大荒れの会場で
主人公(だった!)キリアンがひとりで
「そうだったのか」と納得して終わった。
デ・ニーロもあたふたとその結末にあわてていたけど
私には何のことやらわからなかった。
(はあーぁ、『ダイハード』にしとけばよかった…)
というのが私の結末。
まるで理解不能だったので
劇場で見終えた誰かに聞こうかと思ったほど。
もしかして、と思うこともあったので
帰って《ネタバレ》のレビューを開いてわかった。
やはり…オチでもどんでん返しでもない
あーあれが伏線だったのかと納得することも思いつかない。
本当にどうでもいい事実に思えた。
途中で自分なりにどんでん返しを推理して
そうか!死んだハズの人が生きていて、
まさしく錯覚を利用した話だ!と
かなり自分の中で盛り上がっていたのだが…

それでも、「好き」という人や「さすが」と
好意的なレビューもあるので不思議だ。
できれば観る人を楽しませるために頭を使って欲しい。
出演者がスゴイだけにもったいない。
サイモン・シルバーの若かりし日を演じたデ・ニーロ似の俳優が
ものまねタレントがふざけているようにしか見えなかった。

唯一期待したキリアン・マーフィ
何の魅力も感じなかったのでさらにがっかり。
オススメの主演作は
『麦の穂を揺らす風』(アイルランド独立戦争で戦う青年役)
『プルートで朝食を』(女装がキュート過ぎる青年役)
『28日後…』(ウィルスに感染した凶暴な人々の中でサバイバルする青年役)
『バットマン』シリーズでの不気味な悪役といい、各作品で完全にけてます。
まさにこっちの方が超能力!

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2013/2/15

エンドロールで最高潮に!  映画

異例の高評価に
『脳男』鑑賞!


まずはよいところから…
ラスト10分!そしてエンディングのかっこよさに
連ドラの次回を期待する時のような
ワクワク感でいっぱいになった
何で映画終わりを
こんなに盛り上げたのかわからないが
とにかくカッコよかった
音楽のことは全く知らないので調べてみたら
エンドロールで流れる曲は43年前の
キング・クリムゾン21世紀の精神異常者という曲。

クリックすると元のサイズで表示しますオープニングは、怪しげな
実験室のような場所での過激な暴行シーンから
人に巻きつけた爆弾でのバス爆破と、
緊張が高まる。

クリックすると元のサイズで表示します犯人が女子ふたりで、
いかにも“邪悪”メイクや風貌で、狂気めいた演技にちょっと冷めた。
ここのところ、ものスゴく評価されている
旬な女優が知能の高い犯罪者役だが
彼女に依存するもう一人の女優
(元モデルで松田龍平の妻)の方が
メイクも様になっていて迫力もあったので
主従関係が逆な方がよかった。

生田斗真扮する“脳男”は、淡々とアクションをこなし
変に大きく体を作ってないところが見事だと思った。
ちゃんと品のいいシャツを着ていると、痩せた小柄な少年体型に見える。
せっかくあそこまで作り込んでいるのだから
あまりプロモーションで好青年ぶりを露呈しない方がよかったのに…。
クリックすると元のサイズで表示します
かなり粗野な刑事に江口洋介
威勢のいい割に大体のシーンでやられっ放し。
(いま放送中のドラマ『dinner』シェフ役の方が
生き生きとしていて断然いい!
相棒の刑事“広野”の役どころと若い俳優大和田健介が新鮮でよかった(ACのCMで '11年の露出量2位になった2世タレント)。

クリックすると元のサイズで表示します家族の悲しい過去をもつ精神科医に
松雪泰子
嫌いでないけど「またぁ」という感は否めない。
とにかく出てくる俳優ほとんどに「また出た」と思い
女子一人にしてやられまくりの警察、医者を見ているうちに
どんどん感情が凍結していき、
爆弾事件が終結した時には完全に静止していた。
「あーもうどうしようと思ってたら
あのラスト10分!で一気に大興奮
多くの人が思ったように続編に期待!
というより私は連ドラを期待。
江口や広野、松雪、脳男も
それぞれのストーリーを丁寧に見せて欲しい。
好きな四字熟語が《勧善懲悪》の私には
“脳男”は正義そのものに思えた。

それを言うなら、先日テレビ放映された
『96時間』('08リーアム・ニーソン主演)
米国元工作員が、娘を旅先のパリで拉致される話。
父娘が電話で話している時に、侵入者を発見し怯える娘に
父親は経験から「お前は捕まる」からと、できる限りの指示を与え、情報を得る。
誘拐から96時間以内なら救出可能。
パリに乗り込んでからの、周囲にお構いなしの娘奪還劇。
おとーさんカッコイイーッ、もう一生ついていきます!と言いたくなるような活躍ぶりだった。
シンプルさが最高
あれを超える続編はないっ、と言い切れる作りだった。
…その通りになってしまったようだ。
『96時間リベンジ』はテレビ放映を待つことにする。

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2013/2/1

心拍数に変化なし。  映画

『アウトロー』
公開初日に鑑賞


見終えて「…なるほど」という感想。
ミッションインポッシブルがあまりにおもしろいので
それを超えるハズはないと思って行ったので
がっかりすることもなく、退屈もしなかった。
6発の銃弾と5人の死者で始まるストーリーは
毎日見ているCSIと同じようにおもしろかった。
が、トム・クルーズ以外のキャラ(もしくは俳優)に
特別魅力がなく、話の展開もB級感がぬぐえない。
激しく長いカーチェイスも、
思わず「うわあーっ!」ということがなかった。
一匹狼の元軍人が法を無視して悪党を成敗する。
誰かのレビューにもあったが確かに「古臭い」かもしれない。
クリント・イーストウッドの映画を見ているようでもあった。

クリストファー・マッカリー監督
『ユージュアル・サスペクツ』で脚本、
トム・クルーズ主演の実話を描いた
ヒットラー暗殺計画『ワルキューレ』、
次回作『ウルヴァリンSAMURAI』
ユニークな作品を撮っているのだが、
『アウトロー』は至って普通。

今作にはいろんな役で似たような老俳優が3人出てくるので
あるシーンで「あぁー、あいつ!」
隣席に座っていた夫婦が勘違いして盛り上がっていた。
その中のひとりが頼もしい助っ人になるのだが
もう少し若かったら、味のある相棒になれたのに残念。

こうなったら
トム・クルーズの5月公開の新作
『オブリビオン』に期待だー!
まるで宇宙戦争の続きみたいな話のSF大作らしい。
ジャック・リーチャーからジャック・ハーパーって
名前は代わり映えしないが…

トム・クルーズが
イーサン・ハントに負けない新しい当たり役を目指すなら、
『コラテラル』で演じた白髪まじりの寡黙な殺し屋くらい
別人キャラを生み出して欲しい。
できれば、ジョン・ダニングの小説に出てくる
元刑事で古本屋店主クリフォード・ジェーンウェイ
探偵のように事件を解決していくシリーズを映画化して欲しい。
ちょっとタイプが違うかもしれないので、
主演は少し知的な俳優でお願いしたい。
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