山間の立派な広い道路(地図上ではこんな立派な道路標示ではありません)をどんどん走ると一際目立つ鮮やかな朱色の橋があり、渡ればその前方に神社の入り口があります。
「百石踊り」でよく知られている。
(詳細は百石踊りで検索して下さい)
「駒宇佐八幡神社」
・所在地/三田市上本庄1221番地
鎮守の森全体が保全地域になっています。
屋根付きの木彫りの凝った扁額がのった
八幡鳥居(鳥居は神を祀る空間と人間の空間を繋ぐ一種の門でもあります)を潜ると、1つ目の石畳の階段。
2つ目の階段を登ると200m以上ある直線の平坦な参道を粛々と歩きます。
この参道で昔は
馬駈神事が行われたとか?・・・今は

が走ってますww
冬場というのに青々しているウワジロ
その奥に
隋神門があります。両側に耳の大きな狛犬が門を守っています。
3つ目の階段を通り、随神門を潜ると前方に珍しい長床が見えます。拝殿の変わり??
長床
・承応3年建立(1654年)
その昔、近隣の村との領土の争いに勝利したお礼に長床で人形芝居を神に奉納していたが、戦争を境にこの行事も絶えてしまったそうです。
神界への入り口とも思える長床の下の通路(古い参道)を潜り、4つ目の階段を上がると境内に出ます。
訪れた日は先週降った雪がまだ残っていました。
右側の階段に出てきます。
駒宇佐八幡神社の由緒書
正面に
幣殿(へいでん)
左手の屋根が舞殿
舞殿(まいどの)
本来、拝殿と同じく、本殿正面手前に存するが常識ですが、境内の左手あります(その理由は由緒書を参照)
階段の右手に
盤座(いわくら)があります。
5つ目の階段を上がると幣殿。
左側から見た幣殿
幣殿の後方には杉木立をバックに
本殿があります。
・明和3年再建(1766年)
・構造形式/1間社春日造・桧皮葺
・屋根は入母屋造に見えるが、切で珍しい形式。
竜や象の彫刻は凝っていて、高壮な感じでなかなかの優れものです。また、屋根の曲線美、バランスのよく取れた造りは素晴らしいの一言です。
幣殿の右際に巨大
「杉」(御神木)がド〜ンと・・・神社の歴史がうかがえますね。
神社、仏閣によく見られる立派な
百日紅がここにも植わっています。
おがたまの木
帰りは

にとって下りの階段はあまりよくないので、車両専用参道を迂回します。神社の周辺は立派な杉木立に覆われ、凄く厳かな雰囲気のある場所です。
これらの地形等を考えると、寺院の様相みたいです。静寂と力強さを持ち合わせた神社に大感激。
また、三田♪はっけんシアターさんが言われたとおり、鳥居から本殿まで本当にごみ一つ落ちてない程綺麗に清掃されていることにビックリ!
三田♪はっけんシアターさん、いい情報ありがとうございました。

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