5月4日の散策は舞鶴若狭道(春日IC)〜北近畿豊岡道(青垣IC)〜R427〜R175(西脇市〜加東市)〜吉川町のルートでしたが、5日は舞鶴若狭道(春日IC)〜北近畿豊岡道(和田山IC)〜R312〜中国道(福崎IC)〜滝野社IC〜吉川ICのルートで、もう一つ西側の山間を散策。
5日は青空の上、前日までの黄砂も無く、遠くの山々も綺麗に見えます。快適なドライブになりました。
まずは、北近畿豊岡道の終点である和田山IC下車。
本日の最初の散策場所へ。
集落の場所は分かるのですが、地番が分からず、おおよその見当で走行。
播但道の高架を潜ります。
(播但道のアーチ式橋脚が真っ青な空と新緑に映えて素晴らしい眺めです)
少し走ると案内板がありホッとしました。
「ひょうごの巨樹巨木100選」 NO.19
・兵庫県指定郷土記念物( 昭和47年9月1日 指定)
巨樹 「藤和(ふじわ)の大将軍杉」 (2011.5.5 撮影)
・所在地/朝来市和田山町藤和
・根周/11.6m
・幹周/8.37m
・樹高/35m
・樹齢/600年
案内板の方向に沿って急な山道を抜けた道路の右手脇に目標の杉の巨樹がありました。(道路脇にはあるとはちょっと

)
この樹木の由来は様々あるようですが・・・それぞれロマンがあっていいでしょう。。。
正面(道路側)から見る。
ド迫力!
ですが、今まで見てきた4本杉でもほとんどが真っ直ぐ伸びていますが、この杉はかなり複雑な形姿を見せています。
正面の根元には、大きな板が張り付けてあります。
中を覗う事は出来ませんが、たぶん枯れて空洞になっていると思われます。
少し離れた所や車窓から見るとこの板の存在が分かりませんでした。上手くカムフラージュ出来てます。
山の法斜面に沿って、太い根がまるでタコの足、いや数十メートルの大蛇がクネクネ動いているのように、縦横無尽に張っています。
裏側(山側)の正面から見る。
枝の幅は人の身長より広いです。
やや右斜めから見る。
説明板には、根元から1.6mのところで2本に枝分かれし、さらに6〜7m辺りで、10本の枝に分かれしているとのことですが、もう一つ上手く撮れませんので、分かりにくいと思います(__)(まして、私のカメラ技術では。。。)
正面の割合太い枝は、道路に伸びて交通の妨げになったのか??切られています。
また、まるでタコが踊っているように見えるのは私だけでしょうか・・・ww
やや左斜めから見る。
見る角度によって、枝の本数や形状がまったく異なって見えます。
どれもが主幹にも見えるし、どれもが大枝のようにも見えます・・・??
複雑に枝が絡み合っています。
また、枝が折れたのか、または意図的に切断したのか、あちこちで切り口跡が見られます。
根元から頂を・・・迫力満点
真っ直ぐ上に伸びるように、あるいは折れないようにワイヤーで矯正しているのでしょうか?途中から枝が直角に上にに向かって伸びています。
多数の枝が自由奔放に伸び上がった形姿に驚きました。
立派な樹木です。

0