暑い中、以前から訪れたいと思っていた能勢町の大ケヤキに会いに行って来ました。
千刈水源地〜西谷〜猪名川町〜一庫ダム〜能勢町のコース(片道約37km)
その巨樹は、田園地帯の道路際にポツンと一本だけ立っているので、一際目立ち、周辺の人々をじっと見守っているかのように見えます。
「他の巨樹&銘木」 NO.31
・国の天然記念物(昭和23年1月23日 指定)
・ケヤキとしては大阪府内で1番
・全国でも4番目です
巨樹「野間の大ケヤキ」 (2011.7.23 撮影) (晴)
・所在地/大阪府能勢町野間稲地266(神社跡)
・幹周/14m
・樹高/約30m
・枝振り/東西42m、南北38m
・推定樹齢/1,000年を超す
大ケヤキの周囲には広場、駐車場、トイレなどが完備され、南側に
「能勢町けやき資料館」が建っています。
また、ケヤキの東前の広場にはテーブルと椅子が置いてあり、大ケヤキを目の前にして、食事も出来ます。
能勢町がこの樹木に寄せる思いがひしひしと伝わってきました。
大きさも全国で4番目の上、主幹はありませんが、バランスの取れたいい形姿をしているという理由で、国の天然記念物に指定されたのでしょうか。
資料館(南側)から見た大ケヤキ。
主幹があったのがよく分かります。(一番高い木)
根元は樹齢1000年の証
幹周りの太さは今まで見てきたケヤキとはケタ違いで圧倒されました。
主幹は枯れて切られたためありません。
旧枯主幹の一部が、隣の資料館に保存されています。
あちこちに治療跡が痛々しく残っています。
根張りも凄いのですが、雑草が生えており、よく見えません。
地面約5.5m位の所から支幹が6本?に分岐しています。
石燈籠の奥(南側)に資料館が見えます。
緑葉が生い茂り、全体の支幹の枝張がはっきり分かりませんが、さすが国の天然記念物です。

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