・花岳寺(赤穂市)・泉岳寺(東京都)と並び、赤穂義士ゆかりの「三岳寺」の一つと称せられる
・紅葉の名所
「久学寺」(きゅうがくじ)
・創立年/1446年(文安3年)
・所在地/加西市上芥田町982
・電話/0790−44−1405
赤穂藩の飛び地であった現在の加西市の視察に訪れた浅野家の藩主浅野長直が当時の6世の住職に深く帰依。浅野家の菩提寺として、父長重と先祖代々の供養をこの寺に依頼したとされる。
本堂には、浅野家の筆頭家老であった大石内蔵助が「浅野家の供養と花岳寺の維持をくれぐれもお願いします」との依頼をした直筆の手紙や内蔵助が最も信頼していた吉田忠左衛門が先祖供養の依頼をしたためた手紙が大切に保管されているそうです。
また、大石内蔵助がこの地で静かに住職と碁を打ったそうです。
巨木の杉木立が取り囲み、零れ陽の中、こけむして青々とした参道を踏みしめるように進む。
参道の両側は真昼間というのに露が付いた苔で覆われていた。
総門
総門を抜けると右手に杉木立、左手の山の法面には楓。
新緑の葉を付けた楓のトンネルを抜けると仁王門が見えてきました。
仁王門
かなり古い門みたいです。
仁王門の奥には真新しいヒノキの柱が目に入る。
仁王門をくぐり抜けると、約360年ぶりに大改修された
本堂
本殿側から見た仁王門
仁王門と本堂
境内も新緑に覆われた上、清掃もきちんとされており、本当に心が清められた思いがしました。
また、楓の木も多くあり、紅葉の時期に再度訪れたいです。

0