今日は
の予報に反して
でしたが、暖かい一日でした。
「文保寺」 (ぷんぽうじ)
・所在地/篠山市味間南
・山号/松尾山
・宗派/天台宗
・本尊/聖観世音菩薩(法道仙人の自作)・千手観世音菩薩(ともに秘仏)
・創建年/645年(大化元年)
・開基/伝・法道仙人
・開基より
聖備山 長流寺と称されていたが、天暦の乱(945年)焼失したが、正和年間(1312年〜1317年)に花園天皇の御代に慈覚大師作という千手観世音菩薩を安置し再興される。
・文保年間(1317年〜1319年)に宝鏡寺の宮門跡一品親王真筆の勅額を下賜されて以降
「文保寺」と称する。
・その後、堂舎も整備され、往時の状態に復したが、戦国時代末の天正年間(1573年〜1592年)に明智光秀の丹波攻めに遭い、再び全山灰燼に帰す。
・江戸時代に中頃になって復興。最盛期には5院16坊を数えたが、現在は参道の両側に真如院・大勝院・観明院の3院のみとなっています。
(案内板には林城院が載っていますが、今はありません)
全体としては文保寺(4院を含む)の中に二村神社も鎮座しているため、寺の石標と一の鳥居が一緒に建っています。
文保寺の楼門
正面
前方左手に文保寺の
惣門、右に二村神社の
二の鳥居とその奥に
随神門
裏側
再興700年記念法要の幟
記念法要の前に楼門や本堂の一部修復や駐車場の整備、新しい便所の設置等がされていました。
本堂手前の参道
春を呼ぶフキノトウ
文保寺本堂
春は桜、秋は紅葉が楽しめる寺院でもあります。

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