天徳山「蔵雲寺」(ぞううんじ)
・所在地/豊岡市但東町中山1151番地
・14世紀末に地元の豪族 堀氏が、菩提寺として建立。
・火災などで数回移転した後、現在の場所で臨済宗大徳寺派の禅寺として地元住民に慕われる存在となっている。
駐車場から見ても大杉の存在感は大。
約250年前に建てられたとされる
山門
「赤穂義士供養千体仏」(実際は1004体)
・山門をくぐると、右手にある宝物庫で祀られています。
・討ち入りを決意した大石内蔵助は、妻子に危害が及ばぬようにと、りくと離縁し故郷の豊岡に帰した。
夫の心中を悟ったりくは、豊岡藩の家老だった祖父が制作した仏像3千体に赤穂義士47人の本懐が遂げられることを祈願した。
・3千体はその後、分祀される。この寺の千体は地元但東町の庄屋の元に安置されていたが、昭和初期からこの寺で祀られている。あとの2千体は離散し、千体の数が揃うのはこの寺だけ。
・仏像の高さは数センチ〜10数センチほどと大きさはバラバラ。顔も格好も異なる。
・西日が当たると黄金色に輝くそうです。
・春の彼岸には事前に予約を受けて公開されています。
(資料からの画像)
本堂
本堂裏側に聳え立つ
「説法杉」
・樹高/35m
・推定樹齢/400年。
・この大杉を仰ぎ見た人は
「どんな迷いの深い人も正しい道に導く」という伝説が残っている。
静かにたたずむ姿に心が洗われます。

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