伊曽布(いそう)神社は長瀬八幡神社から県道4号線を少し引き返した道路左に面しているが、社殿は高台にある上、一の鳥居も道路際に無く、またナビが小字までセット出来ないため、違う場所に連れて行かれ見つけにくかった。
「ひょうごの巨樹・巨木100選」 NO.60
・ウラジロガシとしては兵庫県内で第1位
巨樹 「伊曽布神社のウラジロガシ」
(2020.5.2 撮影)
・所在地 / 美方郡香美町村岡区味取字神町880−2
・幹周/4.33m
・樹高/目測約30m
・推定樹齢/不明
道路から即、新しい急勾配の石段を上がると、昔からある二つ目の石段の中頃に、鳥居の代役を務めるかのような天まで届くほどの推定樹齢400年?位の巨樹の大ケヤキに圧倒されました。
幹周り・樹高・樹勢・樹姿から県天然記念物に指定されてもいいくらいです。
石段の参道を上がったところから一の鳥居、参道そして神町集落を眺めます。
新しく造られた4号線のバイパスによって参道が寸断されたようです。
この本殿もしっかりした覆屋で大切に管理されています。
本殿の右横奥(南側)の斜面に目的のウラジロガシが自生しています。
斜面のため、殆どの樹木は右側に傾いています。
斜面ギリギリに立っている。
(北面から)
(南西面から)
どの樹木も倒れまいとして、斜面側の根の張り具合は凄い。
主幹の樹皮が一部剥がれ落ちています。
若葉
ここの社叢にもウラジロガシ、ケヤキ、スギ、ヒノキ、モミなどの古木の巨樹や巨木が所狭しと自生しており、時の長さと静寂を感じる神社でした。

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