2011/7/11  16:47

谷川岳縦走 A  百名山・上信越

昨日、山から戻って靴を洗っていると、ソールの部分にスキがあいていました。この靴も5年ぐらい履いていますから傷んで当然ですし、ビブラム(底の型)も減ってしまって滑る状態になっています。

最近、山では靴底が剥がれてしまって困ったという症例が多く報告されていますし、実際に私も何人か目にしています。小屋で壊れたのなら針金でももらって応急手当ができますが、移動中だったら困りますよね。

それで黒部に行くには不安がありましたから、ヒマラヤスポーツに行ったんです。そしたら柔らかいソールの靴だけで、本格的な登山靴は置いてありませんでした。
渋っていると店員さんが他のお店を教えてくれたんです。あまりこういうことは記憶にありませんが、何かこの店員さんの誠意が伝わった気がします。
これからもヒマラヤスポーツは大いに利用します。

教えていただいた【ワイルド・ワン】というアウトドア専門店に直ぐ飛んでいきました。靴とインナーソールとしっかりした靴下を買ってきました。お店で店員さんが1時間もつきっきりで面倒見てくれて・・・納得できる買い物をした・・・気分です。
その店員さん、若いのに『折角紹介してくれたお店のためにも、満足していただくまで』って、取っ替え引っ替えやってくれたんです。

でも慣れない靴で黒部まで行くんですから、足が痛まないとは限りません。様子を見るための山行ができればベストですけど・・・そんな時間が取れないまま、黒部五郎へ行ってきます。

さて、昨日の谷川岳・・・頂上まで後10分ぐらいの所まで快晴でした。しかしそこからガスに包まれ・・・私は谷川岳の頂上で眺望を得たことがないんです。

しかし茂倉岳までの尾根筋は多くの種類の花が咲いていて、まさに花の百名山の本領発揮です。ホームページでご覧ください。

昨日も言いましたが茂倉新道を下ったのは間違いでした。関越自動車道の土樽PAの脇に降りていくのですが、PAに止まっているトラックが見えてからも1時間以上苦しい下りが続きました。見えているのに到着しないのは・・・長いこと山をやっていても、本当に辛いんです。

せめて眺望があれば苦しい下りも慰めになったはずですが、真っ白の幽玄の世界を下ったのですから・・・。誰にも会わず寂しい下山でした。一ノ倉岳のところで白毛門から縦走してきた方二人に会っただけで、そのほかにはアオダイショウ一匹に出会ったきりです。

それでもJR土樽駅に着くと下山してきた多くのパーティが一緒になり、待合室はさながら会員制のクラブでした。飯豊を日帰りした人や百名山を完登した人・・・列車を待つ1時間は実に楽しい時間になりました。土合駅でみんなそれぞれ別れたのですが、どこの誰かも知りませんが、一様にみんなどこかの山での再会を約束しました。

実は・・・これが楽しいのかもしれません。実際に私は北岳で知り合った方に恵那山で会っています。昨日も主治医に会った話をしましたが、不思議な縁(えにし)ですよね。
結局、人生も・・・もちろん山も・・・友達捜しの旅・・・なのかもしれません。

写真は土樽近くで見つけたムキタケ・・・だと思います。苦しいだの足が痛いの・・・あれこれ言ってますが、キノコを見つけるなんてまだまだ余裕です。
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平田影郎のウエブサイト 【やどろくが行く百名山】
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