2011/8/31  23:58


最後のピーク蓮華岳までは約1時間を要して到着、残念なことに昨日同様にガスが巻いてきて視界はイマイチ。小屋から直ぐは岩場の厳しい登りでしたが、登りきるとその後はたおやかな稜線歩きでした。

コマクサが有名な山ですが、時期的には終わりで僅かに残っているだけ。
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花の形が【馬の顔】をしているので【コマ(駒)クサ】なんです。

とうとう予定のピークすべてに登頂することができ、達成感にあふれています。高所恐怖症の私としては少しばかり嫌な岩場の登りや、切れ落ちた崖っぷちを進む場所もあり・・・それでも何とかやり遂げました。
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つま先を入れて崖の写真を撮ってみました。ストックの垂直から斜面の角度を想像してください。ほとんど絶壁です。こんな場所が5・6か所、延べの延長にすると500bはあると思います。

3日前に掲載した写真でもお分かりいただけたはずですが、あんな岩場の急登りも数か所あります。とは言っても高所恐怖症の私が行けたのですから、口で言うほどの厳しさはありません。

小屋が見えると下でご夫婦が私を見つけ、手を振ってくれました。降りて行くと拍手で・・・達成感に包まれていた時でしたから、拍手での歓迎は嬉しかった・・・。

ご夫婦に私のURLとして『平田影郎』という【検索ワード】をお教えしました。きっと来ていただけたと思います。お蔭で楽しい山行でした。ありがとうございます。
またどこかでお会いできることを念じています。

ご夫婦は針の木小屋に宿泊しますし、私は下山です。心を遺して下山にかかりました。
針の木岳は日本三大雪渓の一つを抱えた山としても有名です。この雪渓を登るためにこの山を選ぶ登山者もいます。日本百名山ではないのに人気が高いのは、そのことも要因です。

三大雪渓とは【白馬岳の大雪渓】【剱岳の剱沢雪渓】そして針の木雪渓を言いますが、これで私は3か所を制覇するはずでした。今回はアイゼン(雪を歩くスパイクのような道具)もザックに入れていたのに・・・使えませんでした。

雪渓が解けてなくなっていたんです。雪渓が解けると強度が弱まりますから、万が一歩いている時に崩れてしまうと大変危険です。ですから残っている部分も通行禁止になっていたんです。またいつの日かリベンジに出かけなければならない・・・私の人生登山計画は一進一退で、遅々として進みません。

僅かな足で支えられているが・・・いつ落ちても不思議でない状態の雪渓。数年前に新潟県で事故があった時は3人(?)が、お亡くなりになりました。白馬の雪渓が崩落して亡くなった方が出たのは、私が歩いた5日ほど後の事でした。
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お蔭で雪渓の脇に作られた山道を下ってきました。雪渓を歩くよりも遥かに厳しい下りで時間も多くかかりましたが、小屋の方たちが出て岩場に鎖を付けるなど整備をしてくれていました。ありがたいですね・・・。

登山は常に危険と隣り合わせ・・・を知らなければなりません。だから常に厳しいルールや高いモラールが求められるのですが、そのことを理解できずに山に来ている人も多いようです。

下の写真を良く見ると小さくですが、右側の岩壁に貼りつくような数人の人が見えています。整備の方とその脇を下る登山者です。

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タグ: 登山  リタイヤ

2011/8/30  19:41

5つのピーク  登山(百名山以外の山)

2週間ぶりぐらいのプール・・・私は山歩きで運動が足りていますが、妻は私と行くプールだけが運動ですから・・・ここのところは運動不足。
今日、催促されてしまいました。まあ・・・最近は私だけが楽しんでいるのが、後ろめたい気持ちもありました。

25bを数本泳いだだけで後は水中歩行だけでしたが、疲れて昼寝をしてしまいました。
ハードな山歩きをしているのに・・・この程度で疲れるのが不思議です。

さて、埼玉の彼女は朝食をとらず5時前の暗いうちに、新越山荘を発ちました。私と滋賀のご夫婦は5時からの朝食を確りと摂りました。

夕べ7時半には寝ていたので、朝2時半には目が覚めていました。4時まで何とか布団の中で我慢していましたが、起きだして外に出てみると今日これから歩く峰々がくっきりと朝陽に映えていました。よーし、今日は良くなるぞー。待ったかいが・・・。

私は5時半に出発、ご夫婦は6時に出発です。最初のピーク鳴沢岳には30分ほどで登頂。
頂上からこの先の稜線に目をやると、30分前にスタートした彼女の後姿が見えました。
『ヤッホー』と叫んで手を振ると、振り返った彼女も私に気が付いて手を振ってくれました。

10分休憩・・・今日は長い旅になりますので先を急がず、確り休憩を取ながら進むことにしていました。スタートして先ほど彼女がいた付近で鳴沢岳を振り返ると、今度はご夫婦が山頂にいました。遠くてご夫婦とは判りませんが、この時間に山頂に立てる可能性はご夫婦にしか無いから・・・解るんです。

またしても『ヤッホー』と手を振ると、私を見つけて手を振っています。何か無性に親近感が湧いて・・・昔からの知り合いのような気さえしていました。

ご夫婦は私と埼玉の彼女の・・・追いつ追われつ・・・のバトルをそれぞれの頂上から見ていたそうです。最初はご夫婦もスピードを上げて、バトルに参加しようとしたらしいのです。しかしお二人は今日は針の木泊りですから、急いで早く到着しても意味がありません。

二人のバトルを無料で楽しんでいたようです。このあとそれぞれのピークで後ろを確認すると着かず離れずご夫婦が進んでいました。

スバリ岳では彼女がスタートした直後に私が山頂に到着し、とうとう針の木岳山頂で追いつきました。『私も結構速いと思っていたのに・・・』と彼女の口から。
私の想像では・・・蓮華岳の往復で戻ってくる彼女に会えるかなー・・・でしたから、私の今日の体調は完璧の状態だったのでしょう。

でも私は今日は急いでいませんでした。いつもの事ですが・・・私は早いのではなく、登りで休まない・・・地道に一歩一歩いつも足を動かしていますから、確実に進んでいくんです。それに比して膝に衝撃のある下りはめっきり力が劣ります。

針の木の頂上からスバリを見ると山頂にご夫婦がいました。また手を振りましたが、気が付いたでしょうか。あとで小屋で会い確認すると、気が付いていたそうです。

時間的にはそれぞれの区間でコースタイムを短縮し、余裕が生まれています。針の木小屋でたっぷり休憩を取って、最後のピーク【蓮華岳】を目指します。

写真はタフな稜線と登頂した峰々です。
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2011/8/29  18:07

種池から針ノ木への縦走  登山(百名山以外の山)

山用語で、ある登山口から頂上に立ち、再びその登山口に降りてくることを蒸気機関車のピストンのようですから『ピストン』。またある登山口から登って尾根をずっと歩き、またピークをいくつか超えて下山する事を『縦走』と言います。

今回の私の登山は縦走で・・・扇沢から種池まで登り、さらに尾根を2日間かけて歩いた後に再び扇沢に下山・・・ぐるっと一周するタフなコースでした。これをやれたというのは今年がいかに絶好調かを物語っています。

9月の前半に南アルプスの南の地区を縦走しようと考えていて、今回はその予行演習的な山行でした。実際の本番は3.000b峰を5座も登頂する、今回の3倍はハードな山行になりますが少し自信が湧いてきました。天気が4・5日安定する時を狙って一気にやります。

今回登頂した山は登頂順で言えば、名前の着いているものだけで【岩小屋沢岳】【鳴沢岳】【赤沢岳】【スバリ岳】【針ノ木岳】【蓮華岳】。

一日目は扇沢から種池乗越に登り、そこからガスの中の稜線を歩きました。種池までの登りは素晴らしい天候で、左手に翌日登頂する蓮華岳を見ながらの快調な登り。
10時を過ぎてガスが巻くようになっても、稜線の歩きはお花畑を楽しみ、クジャク蝶など高山特有の蝶を写真に撮ったり・・・眺望は無くても存分に楽しめました。

唯一、一日目のピーク・・・岩小屋沢岳頂上は全く視界がありません。本来なら剱岳や立山連峰が見えて素晴らしいロケーションなのです。まあ後半の峰々が目的ですから、それほどの執着もありませんでした。

脚力に不安が無かったら一気に針ノ木まで行くつもりでしたが、この後さらに5時間の余力があるのか?
また、今日ガスの中を延々と歩くより、明日の天気の回復に賭けた方が良いのでは・・・。
新越山荘に着くまで迷っていました。

7時に扇沢を出て、種池到着が10時、そして新越山荘が12時半でしたから・・・この先地図では5時間ほどかかりますが、私の足では4時間ぐらいと思ったのです。ですから次の小屋【針の木】は4時半・・・十分、安全な時間ですが。

新越の小屋の前に数人の男女がいて、その中の一組のご夫婦に『この先に進みますか?』と聞くと『ここに泊まる』と言います。私の心は決まりました。明日、天気が回復した素晴らしい山行に期待したのです。でもこのご夫婦が『先に進む』と言ったら、きっと私も進んだはずです。

この日の泊りは4人…12時半段階ではご夫婦と私だけでした。受付をすると別々の部屋に案内され、とりあえず『個室状態かな』と期待します。
しかしまだ13時ですから登山者はまだまだ移動中で、これから何人増えるか解らないところが不安でした。

前日の睡眠不足で布団に横になってうつらうつらしていましたが、足音が響くたびにこの部屋に登山者が案内されるのでは・・・と気が気ではありません。
結局5時の夕食まで部屋は私一人が占有で、この後も増えることはありませんでした。

夕食の時、4人の泊り客は前からの知り合いのようにいろんな話をしました。実は山小屋に泊まるとこれが楽しいんです。自慢ばかりする人や他人の話を聞くだけの人、いろんな人がいて・・・結局その中から数年経った今でも付き合っている人もいます。

このメンバーは翌日もほぼ一緒の山行になりました。二日目の工程は長くて辛い道のりでしたが、このメンバーのお蔭で楽しい山行になりました。そして新越に泊まって翌日に期待した天候は・・・見事に回復し素晴らしいロケーションの中を歩く事に。

この日私は7時半には眠っていたに違いありません。何より安心して『いびき』がかけますから・・・こんな心強い事はありません。
写真は最大20人が詰め込まれる部屋に・・・私一人の寂しくても嬉しい複雑な写真です。
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2011/8/28  23:21


夏休み最後の日曜とあって帰りは大渋滞でした。豊科で高速に乗ろうとしたら、インター手前で舗装工事・・・こんなに混雑を作って・・・何を考えているのか?
私は咄嗟にR19へ迂回して難を逃れましたが、サンデードライバーが『お日さま』人気で安曇野に出かけたのに・・・可哀そうでした。

そして更埴ジャンクション手前ではバイク同士の事故で一人は血だらけになって路肩に移動されていました。問題は消防車が駆けつけようとしているのに、高速が止められると困ると考えるのか・・・どの車もサイレンを鳴らしている消防車の進路を妨害しながら追い越します。呆れた・・・。

消防車も追い越し車線だけを走ればいいのに、いちいち避けてくれた車を追い越すと走行車線に戻るから・・・腹が立ちます。最初から法規通り追い越させてあげた人だけが馬鹿を観そうな・・・。消防や救急は超法規で良いと思いませんか?

事故が起きると消防でも道交法違反で逮捕されますから・・・慎重になるんですが、これは違うでしょう。ところが警察だけは緊急中の事故で罰せられたと聞きません。
消防のポンプ車もレスキューも救急も警察以上に国民の命がかかっているのに・・・警察が自分たちだけの既得権にするために厳しいのでは・・・そんな疑問が湧きました。

軽井沢を過ぎてから富岡付近まで20`ほどが渋滞・・・いつもなら腹が立って仕方がないのですが、今日は満足な山行ができたおかげでおじさんのご機嫌は上々です。

山を知らない人には訳の分からない名前が出てきます。興味があったら地図でご確認を。
長野県大町市の扇沢という登山基地から登って縦走をしてきました。扇沢とは黒四ダムに行く例のトロリーバスの出発点でもあります。

扇沢から種池まで登り新越山荘で一泊し、二日目はピークを幾つも超えるアップダウンのハードなコースでした。超えたピークは名前のないものまで入れたら、10座以上だと思います。

それだけに達成感で一杯・・・花の百名山1座、日本100高山という高い順に選ばれたコンテンツで言えば4座を一気に荒稼ぎでした。

面白いのは新越山荘です。この日の泊りは僅かに4人・・・滋賀からのご夫婦、埼玉の女性と私。当然、いやがうえにも親近感が高まり、今日はほとんど一緒の山行でした。時間的に少し差があり私が蓮華岳から針の木山荘に戻ると、小屋に到着していたご夫婦が手を振って迎えてくれました。これは嬉しかったナー。

紳士的で物静かなご主人と、しっかり者の奥様という感じのご夫婦とは、私の方が勝手に親しみを感じていました。新越山荘で花の名前や蝶の名前を良く知っていて教えて貰ったり、山のベテランで私が行きたいと思っているところはほとんど行っている感じです。

羨ましいほど仲の良いご夫婦で・・・仲の良さでは我が家も引けは取りませんが・・・山は一緒に行けないから、その点が大きな差でしょう。

少ない泊り客で寂しくもありましたが、それぞれ個室にしてもらってぐっすり眠ることができたのが、この山行を達成できた大きな要因かもしれません。
寝てなかったら・・・きっとへばっていたでしょう、前日も2時間ほどですから。

山小屋って売り手市場ですから、空いているのに一部屋に押し込まれるのが普通なんです。この小屋がいかにファミリー的な小屋かがうかがい知れます。大混雑の種池などよりお勧めです。

明日から2日間は山行記になります。
写真は私が蓮華岳から戻り、針ノ木小屋を俯瞰しています。
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タグ: 登山  リタイヤ

2011/8/26  21:54

明日の登山は  登山(百名山以外の山)

明日はあまり天候には恵まれそうにありませんが、日曜日に晴れることを期待して山に登ります。8月も終わりに近づき遅々として進まない山行・・・お尻に火がついてきました。

第一候補は南アルプスの最南端、長野県飯田市の易老渡(いろうと)という登山口から登る光岳(てかりだけ)です。ところが今ネットで調べたら林道が落石や倒木で3メートル未満に狭まっているそうです。

17時前に飯田市振興事務所に電話したら『今のところ大丈夫』という返事だったのですが、そのあと掲示板を確認したら書き込みがありました。親切な人がいるもので情報がタイムリーに入手できて、山行計画に大いに役立っています。

どうしたものか迷っていますが・・・月曜にどうしても用事があって、閉じ込められたときに約束した人に迷惑をかけますから・・・。
約束さえなかったら数日閉じ込められても・・・覚悟の上で・・・行っちゃうのですが。

第二候補もどうしても行きたいところなので大いに迷います。花の百名山【針の木岳】なのですが、花の時期が過ぎてしまいますから・・・今、行きたい。

しかし日本百名山の山も一座でも減らしたい・・・危険を冒して・・・行っちゃおうかな。

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