2011/9/14  21:13

白馬鑓温泉  百名山・北アルプス

白馬鑓ガ岳の頂上に立ったのは13時を少し回っていました。ここから目的の白馬鑓温泉までは山地図のコースタイムで【3時間弱】になっていて・・・。明るいうちに猿倉に到着するためには遅くても15時に温泉を出発したいと考えていました。

ところが既にお気づきでしょうが、13時に3時間をプラスすると16時(午後4時)到着になってしまいます。温泉に浸かるのはほぼ絶望・・・と普通は考えますが、簡単に諦めないのが今年の私です。

ダメモトでやるだけの事はやってみるのです。ほとんど駆け下るように鑓ガ岳から温泉への分岐へ。普通20分のコースが10分弱で到着。どうやら脈は残っていそうでした。

ガレた急な下り・・・足の置き場を間違えると踏み外したり、滑って転んだり・・・そんな危険が伴いますから、急いでいるのに一歩一歩は慎重に・・・。

途中の大出原でタイムをチェックすると40分ほどで到着していました。さらに少し下った草原で10分ほど休憩すると、足は再び活力が戻っていました。

鎖場がありましたが・・・こんな程度の鎖場は沢遊びをしている者にとっては小学生の遊具程度。恐々下る登山者に邪魔されながらも・・・時間との競争は続きました。

温泉の硫黄臭がして・・・温泉が近いと確信した時、ガスの中から温泉の屋根を見下ろすことができました。14時20分に到着・・・見事に入浴時間を捻出できました。

風呂に行くと何故か女性の声が?  服は着ていましたが・・・出てきた奥さんに聞くと若い女性が入っていて『混浴状態』だというのです。女性が入っているのが判っているのに、入っていくのは気が引けましたが、私は明るいうちの下山がかかっています。

入っていくと・・・なんてことはない・・・水着着用で入っていたので女性側に問題はありません。
しかし、問題は私たちです。大自然の恵みを大自然の中でおもいっきり享受したかったのですが、他の男性陣同様に隅っこで小さくなっていました。

本来なら細かい事は気にせず大股を開いて、息子にもたまには燦々と輝く太陽を浴びさせ・・・秘湯気分を大いに満喫したかったのです。

ところが女性たちはプールと見まごうばかりのカラフルなビキニ、少し年増のおばさんは湯あみ着で泳いでいる・・・秘湯でそんなことして良いんでしょうか?

おまけに先に出て行ったオジサン連中を『キモイ』呼ばわり・・・当然、私も出た後に言われているはずです。
キモイなら女湯に入れ・・・って、怒鳴ってやる・・・ことは悔しいけれどできませんでした。

むすこ共々隅っこで小さく縮こまっていたのです。あれほど楽しみにしていた【標高2.100bの秘湯】には、すっかり期待を裏切られました。

誤解があってはいけませんから、はっきりさせておきます。
1時間交代でもいいから女性も男性も、異性を気にせず大自然の恵みに触れられたら健康的だと思いませんか?

水着を着て温泉・・・なんて不自然でしょう。もっとも・・・それでもなおかつ男性の入浴時間帯に水着非着用で入りたい若い女性がいたら・・・拒むものではありません。
秘湯ブームが秘湯を台無しにしていて・・・ガッカリ。

残念ですがカラフルなシーンはここに貼り付けられません。ノレンの中を想像するだけにしてください。
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