2014/7/31  21:01

礼文島 岬巡りコース  登山(百名山以外の山)

礼文島は【山】ではなく、島自体が【花の百名山】に指定されています。だから行く前から、どうしても歩いて花を見るつもりでした。

その花の中でも【レブンアツモリソウ】と言う固有種を見るためにみんな押しかけます。しかし時季としては6月でないと見られず、自生地の脇を通ったのですがゲートは鍵締めてした。

この花の百名山を堪能するために、いくつかのハイキングコースが設定されていますが、私たちはバスとフェリーの時間の都合があるので4時間コースを歩きました。

キャンプ場から30分程テントなどの重い荷物を背負って、【浜中】というバス停まで歩きここに荷物を置きました。

4時間コースは歩いて岬を回り、再びここに戻ってくるのです。そしてここからバスに乗ってフェリー乗り場に移動したのですが、このバス停の位置が重要だったんです。
バス停の荷物を置いた休憩所です。
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このバス停から昨日登った礼文岳が綺麗に望めました。
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浜中からバスに乗って礼文島最北端のスコトン岬へ。ここから歩きを開始します。日本最北端と思っていたのですが、あとで地図で確認すると最北端は【宗谷岬】です。

天気が良くて海は青く輝き・・・トド島の緑が海原に浮かぶ様は絶景と言う言葉しか思い浮かびません。何か・・・天国に近づいたような、不思議な感覚に包まれていました。
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トド島には人が住んでいないそうです。だから礼文で人が住んでいる最北は、この岬にある民宿と言うことになります。

そこからH氏と私は歩き始めました。しかし今日の私は利尻岳で傷ついた足が痛くて・・・止めればいいのに昨日も礼文岳を快速で往復してさらに痛め・・・どこまで歩けるか?
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肝心の羅臼・斜里に登れなくなっては元も子もないので、こんなところで無理するつもりはありません。バスの時間を計算しながら余裕を持って歩く事にしていました。

それにしても海岸線のきれいな景色、珍しい種類は無いものの咲き誇る花々。
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途中のゴロタ岬でもう足はパニック。ここからはH氏に遅れる私の歩きでした。それでも痛い足で歩いた価値は十分にあるロケーションでした。これを歩かないで【礼文島】に行ったとは言えない気がします。
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私だけショートカットして浜中バス停に戻ったのですが、バスの時間まで1時間以上待つことに。バスからは大海原に聳える利尻富士が見えました。
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稚内でキャンピングカーを回収した二人は、森林公園キャンプ場へ。しかし駐車スペースが無い程の混雑でした。

平田影郎のウエブサイト 【やどろくが行く百名山】
山と旅の情報を提供しています
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2014/7/30  21:05

北海道百名山の旅 U  登山(百名山以外の山)

礼文島に移動する朝も、4時前にはカラスに起こされてました。このキャンプ場のメリットは目覚ましアラームのセットし忘れが無い事。

6時には食事が終わり、テントをたたんで・・・この日利尻岳に登る人たちを憐れみながら見送ってました。暑くて・・・おまけに辛い登り・・・可愛そうにって。

この日は【日本丸】が寄港する日で、タクシーは予約で一杯とか。9時半のフェリーに間に合えば良いのに・・・7時半には迎えに来られて。フェリー乗り場には早く着きすぎでした。

利尻・礼文に来たらやっぱり一度は馬糞ウニを口にしないと・・・さりとて朝ごはんを食べたばかりで沢山の量は入らない。

フェリー乗り場の向かい側の食堂は3.500円も出して、ウニはちょこっとしか乗っていないとか。そんな話も聞こえていたので、ウニ丼を注文するには勇気がいります。

バンガローに泊っていた数組のご夫婦が到着した日に食べて・・・その結果をあちこちで話していますから、瞬く間に旅人の間に伝わってました。

でも・・・馬糞ウニなんてその日その日の時価ですから、少ない日もあれば多い日があって当然。

けちけち旅の私は初めっからそんなものを注文する気はなく・・・でも馬糞ウニの体験もしたい・・・と思っていたら、フェリー乗り場の食堂で【お試し丼】と銘打った素晴らしい企画が。

早速それを頼んで・・・ほっぺが落ちそうでした。朝ごはんを食べた後で・・・このぐらいの量がちょうど良かったんです。価格は驚きの・・・ワンコイン、500円。ケチな私が思わず注文してしまう価格。
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40分程フェリーに乗ると礼文島に到着。予定通りバスで礼文岳登山口に向かいました。

礼文岳は百名山ではないのですが・・・花の百名山【礼文島】の背骨。とりあえず登って置くことにしました。時間としては私の足で上りが1時間15分、下りが45分程度。
残念ながらガスで眺望はイマイチでした。
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山頂からは翌日通るはずだった、島の反対側の魚港が見えていました。
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標高は低いもののたおやかな尾根を備えた立派な容姿の山です。
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下山後、H氏と私は再びバスで久種湖野営場に移動してテントを設営。下が芝生で快適なキャンプ場でした。しかしここでもカラスが一番・・・連鎖の頂点で幅を利かしてました。
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うっかりテントの中に食べ物のビニール袋などが見えると、くちばしでテントを破かれるそうですから侮れない。

設営が終わると・・・二人は地の魚を食べに行こうと言うことになって・・・20分ほど歩いて商店街(?)に。それにしてもやっぱり田舎で、探しても居酒屋なんて見つかりません。

一旦は諦めて漁協のスーパーで魚でも買って、キャンプ場で焼いて食べる案も出ました。

あっちこち居酒屋の場所を聞きまわり、やっと見つけた居酒屋が最悪(?)

あいはら・・・という肉屋さんのやってる居酒屋ですから、本来は焼きトンで一杯なんですが、二人は魚が食べたくて・・・。

愛想のない店主と交渉する事30分。何とか交渉が成立して席に座る事ができました。

入ってみるとお客さんがすでに一杯やっているのに・・・私達二人は交渉しても座る事ができず・・・何なんだろうと思っていると。

漁協のスーパーでレジをやっている奥さんが戻ってくるまで、愛想のない旦那が繋いでいるだけだったのです。

旦那が奥さんに電話して『帰ってくるときに漁協から魚持って来い』とっ。そして隣で飲んでいた客の金子さんは漁師で『今日上がったホッキガイを持って来てやる』とっ。

奥さんが帰ってくるまで・・・すきっ腹にジョッキで3杯もビールが入りました。腹が減って目が回って・・・やっと奥さんが戻ってきても、調理が終わるのにさらに1時間。

魚が良かったのか・・・それとも腹がすき過ぎて魚が美味く感じたのか・・・未だに考えています。この日は沢山教わりました。ホッケは皮が一番美味い。ボタンエビは尻尾のカラも食べる。
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大きい魚が奥さんが漁協から持ってきたホッケ、そして左側はエビ。ホッケの隣の黄色いブツは上がムラサキウニと下がウニの一夜漬け。勿論費用の関係でムラサキウニです。

真ん中の白っぽいものは、金子さんが我々に持って来てくれたホッキとホタテです。

奥さんが魚を2枚持ち帰ろうとすると『オヤジ二人組がお客だ』とみんな知っていたそうですから驚きます。狭い町では居酒屋を探すと有名人並みに所在が知れ渡ります。

相場が判らないので高い安いはコメントできませんが、けちけち旅をしている私にとっては目が飛び出る価格でした。ムラサキウニにしておいて正解でした。

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2014/7/29  20:28

北海道百名山の旅 利尻岳  百名山・北海道

このキャンプ場で生活するカラスは非常に学習能力が高いんです。朝4時前になると『早く起きて食事の準備をしろ』と起こしてくれます。

そして隙あらば旅人の食べ物を袋ごと強奪するんですが・・・、特に新しいキャンパーがやってくると狙い目のようで、近くの木の上でジッと観察しているのです。がっそれに気が付くキャンパーは少ない。

私がいる間だけでも3人が、見事に持って行かれました。ゆで卵やバナナでしたが、山では生死にかかわる食べ物ですが、カラスにも死活問題ですから必死です。

この野営場の管理人さんが悪い・・・カラスに名前を付けて、餌付けもしています。どれが【ガー子】でどれが【クー子】は私達では知る由もありませんが・・・可愛いんでしょうね。

4時前から続々と登山者がやってきます。ほとんどが宿泊したペンションやホテルの車で送られてきます。
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私達は目が覚めると登山口にいますから、こんな恵まれた環境はありませんし、何よりイビキのかき放題で誰にも気兼ねせずぐっすり寝ました。

しかも暑くもなく寒くもなく爆睡で、快適な目覚めでした。元気に4時15分出発。

時折ガスが巻くあまり恵まれない天候です。8合目までは登り一辺倒の、これでもかと言うほどの登り。

すじ雲の空に浮かぶ鋭角な三角錐。富士山以上の急登が写真で良く解ります。
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8合目の小屋から少し下って、9合目からが正念場。火山礫が足の踏ん張りを奪い、一歩登ってはズルズルと後退を繰り返し。九合目からは地獄のような試練でした。

私が今までに登った北海道の山では、一番の難敵だったかも。トムラウシより幌尻より・・・変化のない登りは辛いモノでした。
ここからが地獄、利尻岳九合目。
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それでも・・・さすがに花の百名山。頂上直下のお花畑は、苦労を一気に癒してくれるものでした。ろうそく岩とお花畑です。
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アングルを変えてもう一枚。これが見たくて・・・利尻まで来たのです。
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97座登頂。残りは羅臼岳と斜里岳、南アルプスの光岳です。
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2014/7/28  23:48

北海道百名山の旅 T  

今回の旅の行程は

17日 サロベツ原生花園を見学、フェリーで利尻に渡り北麓野営場テント泊。静岡からのH氏と友達になり、この後行動を共にする事になる

18日 利尻岳登頂  北麓野営場連続テント泊

19日 朝のフェリーで礼文島移動、礼文岳登頂。久種湖野営場テント泊

20日 スコトン岬から岬巡り。夕方のフェリーで稚内移動。森林公園野営場泊

21日 宗谷岬・ベニヤ原生花園を見学、層雲峡に移動し層雲峡野営場泊

22日 大雪山黒岳登頂  お花畑の中を岩室まで往復。H氏と分れ知床に向かう。途中女満別の道の駅泊

23日 網走市内・小清水原生花園見学、知床自然センターで熊スプレー借用。道の駅ウトロ泊

24日 岩尾別温泉から羅臼岳登頂、下山すると木下小屋はヒグマ出没で大騒ぎ。斜里岳登山口の清里町に移動。道の駅パパスランドさっつる泊

25日 清岳荘から斜里岳登頂。雄阿寒登山口の雌阿寒温泉駐車場泊。気力が減退し雄阿寒岳とアポイ岳を放棄して帰ることに決定

26日  新日本海フェリーで帰路に着く。

こんな感じでした。

とりあえずスタートの運は良かった。フェリーのビンゴ大会で3等賞が当たったのです。
大好きなソフトクリーム
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早速売店で引き換えて食べました。
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この旅行の前途を占うと・・・良いはず・・・でしたが、調べてあったフェリーの時間は全くのでたらめ。何を調べたのか未だに自分でも全く解りません。

そのまま稚内に直行したら間に合っていたフェリー・・・途中サロベツ原生花園に寄って・・・結局午後4時半の便になりました。
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しかしそのおかげで、この後5日間ほど行動を共にすることになる・・・静岡のH氏と友達になったんです。

この方も酒が大好きで二人で毎晩ご機嫌パーティ。私の飲むペースが速すぎると・・・。二人で礼文島では、『居酒屋を探している男性二人組』で島中の話題になりました。

狭い島ですから・・・でもここまで知れ渡るとは驚きです。黒岳で別れるまで楽しい日々でした。写真は左が黒岳で知り合ったK氏、真ん中がH氏
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島に渡るフェリーは意外に大きな船・・・とりあえず金槌の私としては何よりの一安心。おまけに海が荒れる事もなく、船酔いも無し。
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島に無事に到着、ここまで家を出てから既に3日を要しています。北海道の離島は遠かった。
タクシーで利尻岳登山口の北麓野営場まで行き、テント泊です。グリーンのテントが私、隣がH氏です。さっそく途中で買い込んだビールで乾杯でした。
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そして翌日は早起きのカラスに起こされて、利尻岳登山に出発です。

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2014/7/27  23:13

寂しい一人旅  

急遽・・・北海道の山旅を4日切り上げて、埼玉にたった今戻ってきました。

ヒグマに食われることもなく・・・かなり居眠り運転もしましたが・・・とにかく無事に帰還しました。

当初の目的である北海道の百名山、残りの三座に登頂する事・・・達成。

花の百名山・・・礼文島とアポイ岳登頂・・・一部達成。

ホロホロがうるさく言う『阿寒の百名山は雄阿寒岳(おあかんだけ)』を、黙らせるためには意地でも雄阿寒岳に登ってやる・・・未達成。

こんな感じの北海道でした。

とにかく・・・残りの三座をやるためにはすべての事をかなぐり捨ててでも・・・と覚悟がありました。その勢いで三座は登頂できたのですが・・・。

ところが三座を終了すると里心がむくむくと湧き上がり、どうにも寂しくて・・・家に帰りたい。妻の料理が食べたい・・・。

ホロホロに何と言われようと私の百名山は【雌阿寒岳(めあかんだけ)】。そう考える事にしました。

1人で旅をすることの辛さ・・・分からない人も多いと思います。どんな理由を付けようと・・・身勝手な行動に間違いありませんから。

その良心の呵責に耐える事の辛さ・・・一緒に旅ができるって本当に幸せだと奥さんに感謝しなさい・・・奥さんと旅している皆さん、特にホ〇ホ〇さん。

明日からは北海道の山旅を報告します。重大事件が無い限り10日ほどはかかると思います。山に興味が無い人でも、楽しめるようにバラエティに富んだ内容をお届けしたいと思っています。

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