2014/8/6  19:38

北海道百名山の旅 羅臼岳U  百名山・北海道

【650b岩峰】と言う場所から【オホーツク展望台】までの間はありの巣が沢山あって・・・実際沢山ありました・・・それをヒグマが食べに出てくるのだそうです。

本当にびくびくしながら進むのですが・・・果たして何組が私の前を進んでいるのか解らないのも不安材料。

それでも『絶対前を歩いている人が居る』と信じてないと歩けない。追いついて背中を見ると、じっくりその人の歩くペースを観察。私よりちょっと遅いぐらいなら、しばらくは後ろを着いて行きます。

それがあまり遅い人だと、結局追い越さざるを得無いのですが・・・。遅い二人組の男性を仕方なく追い越しにかかると、どこかで聞き覚えのある声。

利尻岳登山の時に泊った北麓野営場で、姫路からやってきて一緒にテントを張った人たちでした。

最初の休憩ポイントは弥三吉清水。7〜8組のパーティが一堂に会しました。そして3組ほどが出発した後に出発。

それでも次のポイント【銀冷水】までの間にほとんどの人を追い越して、どうやらトップに出た雰囲気。そこは銀冷水でした。
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飲みたいけどあれだけキツネが居たのを見ているので、飲むのは止めて置きました。北海道の沢はエキノコックスが心配なんです。(ここは表面を流れていないので心配ないらしい)

雪渓がどれほど残っているのか・・・アイゼンを持っていないので不安はありましたが、雪渓自体が小さくなっていて(50b程しかない)全くキックステップで大丈夫でした。
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直ぐに羅臼平に到着。ここで早くも下山者が一名。これから硫黄岳に縦走するそうです。この方は翌日斜里岳でも私の前を進んでくれました。

ここにはフードコンテナが設置されていて、食べ物などを保管して頂上に向かうことができます。私は頂上で食事しようと思っていたので、そのままザックで背負って進みました。
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樹林帯を抜けるとクマに対する恐怖は無くなります。出会いがしらに会うことはほとんど考えなくて良くなりました。

ここまで3時間ほど。山頂はあと1時間ほどで上れそうなほど近くに見えてきました。このまま眺望があると良いのですが・・・。
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ここからはお花畑を見ながら登って行きます。
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最後の岩場を15分ほど登ると山頂です。
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とうとうヒグマの恐怖を克服して、山頂に立ちました。98座目羅臼岳陥落。
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あれほどくっきり望めた山頂でしたが、登頂した途端にガスが巻き始め眺望は全くなし。食事しながら3〜40分ほど待ったのですが、とうとうガスが晴れる事はありませんでした。いつものように羅臼平まで下山すると、また晴れてましたけど。

オバサンのグループを先にやって5分ほど遅れて出発。
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ところがこのおばちゃん連の早足には驚かされました。登りはそれほどでは無かったのに・・・下りで追いつこうとしても、とても追いつけません。

追いつこうとしたのは・・・すれ違った若者が『オホーツク展望台にヒグマが居た』と言うので、露払いよりあまり離れたくなかったのですが・・・膝が壊れるほど頑張ったのに。

結局、木下小屋までそれほど離れずに下山しましたが、その木下小屋ではヒグマが現われて大騒ぎでした。ちょうど我々が到着したころに、逃げ去ったようです。

ヒグマの恐怖に打ち勝って・・・98座目完了。あのスプレーが心強かった。
ヒグマが出たと言うのに・・・ホテル地の涯の無料露天風呂に入って・・・ご機嫌な風呂でした。
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2014/8/6  0:15

北海道百名山の旅 羅臼岳T  百名山・北海道

20時ごろには翌日の2時半にアラームをセットして眠りにつきました。6時間半も眠れば十分。

何時間か眠って・・・目が覚めて時計を見ると2時15分・・・と思ったのです。あと少しだからこのまま起きよう・・・と思ってアラームを解除。

エンジンをかけて木下小屋をめざしました。自然センターから左に折れて知床五湖方向に向かうと・・・可愛らしいキタキツネがあっちにもこっちにも。

歩道の上で寝転んでいる子や、車の前を横断する子。数匹集まってじゃれあっている子・・・まあ可愛かったですよ。夜走らないと見られない光景だと思います。

立派な角を戴いたエゾシカのオスも、林の中でジッとこっちを見てました。残念ながらヒグマには会えずに、ホテル地の涯に到着。

なるほど・・・地の涯の駐車場は空いてますが、その傍にある一般車が停められる駐車場は1台分しか空いてませんでした。一番露天風呂に近いスペースに駐車。

やれやれ一安心、そろそろ3時になっているかな?・・・って時計を見ると、何ともお粗末・・・まだ23時前でした。22時を2時と見間違えたようです。

それでも怪我の功名か・・・残りが一台しかない駐車場を取れたのですから、ラッキーと言えばラッキーでした。写真は明るくなってから撮ったものです。
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ホテル利用者のための駐車場は、こんな感じです。
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一方で木下小屋の前にも数台可能です。でも小屋の邪魔にならないように停めましょう。
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時間の勘違いで・・・まだ3時間も眠れますから、当然2度寝をしました。私が起きだす3時頃一台やってきたので、駐車場危なかったです。この方は翌日斜里岳も一緒に登る事となる札幌の方です。

トイレを使って出かけますが、実は夜中も行きたかったのですがクマが怖くて我慢してました。そして登山者が動き始めたのを見て、用を足したのでした。
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今回の山旅中、羅臼岳と斜里岳は何組登山者がいるのか・・・が極めて重要で、その意味では10組目ぐらいのスタート順でしたからラッキー。

結局は途中で何組も追い抜いてしまって、トップ集団を進むことになるのです。そんな不安を抱えて歩く中で、自然センターで借りた【クマスプレー】は持っているだけで心強く、精神的にはかなり落ち着いて行動できました。

わずか1.000円ですから借りる事をお勧めします。
いつどこから出てくるか判らない雰囲気でしょう。
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小一時間歩いて数組をうっかり追い越してしまい、オホーツク展望台までやってきました。そしたらこんな看板が
【ここから先にはどこにでもヒグマがいる】って書いてあるんです。
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