2014/8/9  21:58

北海道百名山の旅 終章  

清岳荘からパパスランドに移動してとりあえずこの後の行程を検討。弟子屈から雌阿寒温泉を目指してそこで泊り、翌日はそこから雄阿寒登山口へと決めました。

弟子屈を目指すと言うことは途中川湯温泉を通るので、風呂に入るなら川湯で・・・と決めて移動。

川湯までは30キロほど・・・1時間ほどかかりました。ショートカットができたのに、知らずに硫黄山の麓を廻っていったので余計に時間がかかりました。

むかし友と来た川湯温泉の硫黄山です。
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ここは前に友人に連れて来てもらっていたのですが、直ぐに判ったのは交差点にある郵便局だけ。あとはほとんど記憶から飛んでいました。

昭和の大横綱【大鵬】の郷里で、今も記念館があります。その前で地元の人を掴まえてお風呂を聞くとホテルを薦められました。

でも私はメジャーでない施設・・・できれば源泉を持っているような鄙びた温泉が希望。町の中をブラブラ探すと・・・ありました。

今にも倒れそうな家屋で、看板は【公衆浴場】になってます。確認するとおばあさんが鼻高々と言う雰囲気で『源泉かけ流しです』

しかも250円と言う価格には驚き・・・ここに決めました。客は私のほかに3人。一人は地元の先住民の方でした。もう一人も地元の方、残りがこの後お世話になった長野の方です。
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長野の方、風呂の窓からキャンピングカーを見ていたようで、二人の会話は大いに弾みました。私が行って来た利尻の話、クマの話、秋のサケ釣りの話・・・風呂から出ても1時間以上話してました。

おかげでこの日の行程が苦しくなったのですが・・・。若いのに遊びなれた方で、毎年このあたりで夏を過ごすそうです。もう10年以上とか。

一旦かえって秋にまたサケ釣りに来るそうです。渓流釣りをやるのでクマスプレーを持って歩いている事も。

実はここで別れた後、私が弟子屈の街でコインランドリーを探してウロウロしていると・・・窓ガラスをたたく人がいて。

彼でした。コインランドリーの前まで案内してくれて別れました。住所でも聞いておいて、いろんな情報交換をしたい・・・そんな遊びの達人でした。共通する話題が沢山あって楽しい時間。旅はこれが楽しいんです。

いっぱい出来過ぎて【煩わしい】って言う人もいますが、私は友達が少ない方なので【旅は道連れ】が大歓迎です。

最近のコインランドリーは8キロのタイプでも、洗いから乾燥までで1時間かかりません。苦しかった行程を大分盛り返すことができました。弟子屈゛の道の駅【摩周温泉】の直ぐ西側にあるペンションにコインランドリーがあります。道の駅摩周温泉です。
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スーパーで買い物しその向かいにあるセルフのスタンドで給油。他のスタンドが170円の時代に152円って驚きの価格。思わず軽油を入れてしまったかと大慌てしました。

そして雄阿寒岳登山口を確認して雌阿寒温泉に向かったのですが、なんと30キロも離れていたんです。ほんの5〜6`と思っていた私はゲンナリ。しかも山容を見ると一辺倒に登っていく・・・いかにも険しい・・・ゲンナリ。

呆気なく・・・もう、いいや・・・簡単に諦めました。私の短所なのです・・・気持ちが萎えると修正できないのが。

前回浸かる事が出来なかった雌阿寒温泉【野中旅館】の湯にだけは絶対入る・・・岩手の国見温泉に近い硫黄泉。酸化したお湯は乳白色になって小川を流れています。

何とももったいない湯量の雌阿寒温泉。隣の景福とも泉質は違うから、面白いのです。
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長い事、百名山の旅にお付き合いいただきありがとうございました。99座というポジションをこの後どうできるのか・・・どうすべきか・・・思案中ですが、できれば8月中に終わらせたい。

そしてそのあとは・・・縛られず・・・拘らず・・・思いのままに山に飛んで行きます。

平田影郎のウエブサイト 【やどろくが行く百名山】
山と旅の情報を提供しています
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2014/8/9  0:11

北海道百名山の旅 斜里岳U  百名山・北海道

てっきり上二股まで行くと沢歩きは終わると思っていたのに、それからもしばらく沢は続きました。

そして突き抜けて南斜里岳の勇姿が望める所で沢がやっと終わりました。沢に入ってから2時間半になろうとしていました。

更に稜線までは胸突き八丁の登りで青息吐息。分岐まで登ってやっと・・・やっと解放された感じです。

更にキツイ登りが続くと思っていたので、この分岐でバナナとエネルギージェルを補給。そしていよいよ最後の登り・・・と勢い込んで。

ところがピークを一つ乗り越すと、直ぐに【馬の背】と呼ばれる痩せてザレたコルがあり、その先は一気に頂上でした。分岐からは20分程でしょうか。
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何時もの通り眺望が無い山頂・・・99座目も歓迎してくれていないようでした。ですが・・・とうとうここまで来ました。北海道を制覇し・・・残すは【光岳】一座です。
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山頂ではいつしか昨日からのメンバーが集結し、みんな顔見知りなので会話も弾みます。それぞれが食事タイム。硫黄岳、札幌、広島・・・下山にかかるとヘルメットのご夫婦。

私は札幌と相談がまとまっていて【新道コース】を帰る事になってました。そしたら広島も一緒に・・・と言っていたのですが。

上二股に着くと広島は、沢を下る事に変更して別れる事に。

新道コースは下りとは言いながらほとんど登り返しのようなコースです。尾根筋をたどって・・・下る感覚はありません。

遠く左手には摩周岳が望めました。自信は無かったのですが摩周湖らしき水面が見えたの、そう確信したのでした。
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熊見峠に到着。熊見と言うからにはこのあたりから見下ろすと、クマが見えたのでしょうか?
今日は見えていません。
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ここからがやっと下りに入ったと実感できます。かなり急な下りで膝が痛くなりそうな斜面。後で知ったのですが・・・クラブツーリズムの一人が、この日ここで滑落して怪我をしたそうです。

札幌と二人で歩いていると心強くて、多分本当にクマが出て来ても大丈夫だったと思います。
帰路も往路と変わらずに3時間ほどかかりました。

清岳荘に無事に到着。羅臼岳から一緒の岩見沢観光バスの運ちゃんと話すと、翌日は雌阿寒岳とか・・・明日もあえそうです。

実際、翌日オンネトーで会って、コーヒーを御馳走しながら事故の話を聞いたんです。
事故の当事者の山形の女性も、一緒にキャンピングカーでコーヒータイム。初めてキャンピングカーに入ったと喜んでくれました。

札幌にお礼を言ってお別れ・・・足寄から高速に乗って帰るそうです。私は弟子屈を目指します。

この段階では・・・まだ雄阿寒に登るつもりでいたのです。今日の泊りは雌阿寒温泉の駐車場。

その前に食料の調達やお風呂に入って、さらには洗濯もしなければ・・・。とりあえず川湯でお風呂に入ります。

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