2014/12/4  21:00

鹿皮の玄関マット  リタイヤ生活

私の伯父、釜石に住んでいたのですが10年ほど前に他界しましたが・・・。生前は鉄砲が好きでした。

釜石の伯父叔母に可愛がられていた私は、小学生のころから大人になっても度々訪ねていました。

そんな時偶然伯父がカモシカを仕留めた時と重なったのですが、『その皮が欲しい』とねだったことがありました。

その時は伯父も欲しかったらしく『ダメだ』と断られたのですが・・・。

26年前、私が現在の家を建てた時に『新築祝いだ』としてなめした皮を送ってくれたのでした。

数十年も前に私がねだったことを覚えていてくれた・・・そのことだけでもどれほど私を可愛がってくれたかが知れます。

現在も叔母は時季時季に旬の魚などを欠かさずに送ってくれて・・・。

今回の片づけで押し入れに入ったままの鹿皮を発見。結局一度も使っていなかったですが・・・。

もう一人、鉄砲をやっていた妻の伯父がキジのはく製を新築祝いでくれたのでしたが、あまり趣味のない私はやっぱり一度も飾る事がありませんでした。

どちらの伯父も既に他界していますが、一度も使ってあげなかったことに幾ばくかの後悔の気もちがありました。

今回、発見したことで『これも何かの縁だろう』と思っていたのですが、妻が『今度の家は和風だからこんなモノが良く合うじゃない。使おうよ!』とっ。

そう言われていたのにどうも私は鹿皮を捨ててしまったのか・・・1週間ほど姿を消したままでしたから、少しあきらめも・・・。

妻に『捨てちゃったかも!』と白状しました。ちょっと呆れられたのでした。

それにしても妻が『使おうよ』と言ったものを、権限のない私が独断で捨てるはずはありません。

最悪、間違って捨てる事はあっても・・・ひょっとして仕舞い忘れではないか。

たまたま今日、大きな壁掛けの額などが効率悪く整理されていたので、大きさに応じた段ボールに整理し直していたところ・・・。

段ボールの横の面と上の面に【鹿皮マット】と書いた箱が、積み重ねた下の方から出てきました。フーッ!!

思わずため息が出たのでした。とりあえずは良かったのですが・・・それにしても物忘れの酷い事。記憶力が凄くてみんなに驚かれたほどの神童が・・・こんななれの果てです。

大事なモノはしまいこんで忘れてしまうのが怖くなってきました。歳を取ったら大事なものほど仕舞わないで、出しっぱなしが良いようです。

それでも貧乏しながら育ったせいなのか、金銭への執着は凄くて銀行通帳のしまった場所だけは忘れません。

何時かは忘れるようになるんでしょうね、きっと。

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