2018/6/20  21:55

早池峰 最終章  百名山・東北

朝から強い雨。妻はヘルニアの坐骨神経痛が痛くて、ジムは休み。

私が一人で行きました。バイクとランニングマシーンをやってきました。

ところが・・・実は私もこの天候で傷跡が痛くて辛かったんです。

夜になって一段と痛みが増してますが、明日の天候に期待します。

妻、昨日は再び硬膜外ブロック注射に戻りました。

私が考えた通り、治すときは一気になおさないと・・・ダラダラ薬を飲んだり、注射を打ったり打たなかったりが・・・長引かせるだけでもっともよくない。

お願いだから早く治って・・・山が私を呼んでいます。

ところで早池峰。

まさか2時間で登れるとは思ってませんでした。そんな簡単な山だったのでしょうか?

やはり15年前とは山の見方の目が肥えてきたと言うか、山歩きの理解が進んでいるのでしょう。

前回は隣の山である薬師岳も観えませんでしたが、今回は山頂から岩手山や鳥海山、焼石岳や栗駒山まで望めました。

写真は岩手山と冠雪の鳥海山です。
クリックすると元のサイズで表示します

珍しく30分以上も山座同定を楽しみました。

下山も同じコースになりました。

さすがに花の百名山。この時季の花が咲き誇っていて、見ごたえのある山行になりました。

高山植物についてはかなりの知識を自負している私が、初めてと思える花に気が付きました。

これは見た事が無い花だなー!  って。写真が小さくて見えずらいと思いますが。
クリックすると元のサイズで表示します

ハクサンコザクラの白い花と思えなくもないですが・・・ヒメコザクラでした。初めて見ました。

難しい話になりますが

コザクラ自体がユキワリソウの仲間で、同じように白くて似ている花が沢山あります。

花弁の先に切れ込みが無いとトチナイソウ・・・などと、一瞬では気が付かない程度の違い。

図鑑を見て初めて解る。でも面倒くさがらずにそれをやらないと、覚えないんです。

こんな努力は確実にボケ防止に繋がってます。

そもそもヒメコザクラは早池峰の固有種と言われていましたが、蛇紋岩の岩場の他の山にも生息していると言う説もあります。

似た花のヒナザクラは吾妻連峰を南限として、北は八甲田山まで生息しています。

今回、早池峰だけに生息していると思うヒメコザクラに出合えたことは、私の中では凄い事です。

図鑑を作る訳ではないので、相変わらず写真は下手くそ。その分、確り脳裏に焼き付けます。

サウンドオブミュージックという映画の中で歌われるエーデルワイスという曲。

そのエーデルワイスに最も近いと言われている、ハヤチネウスユキソウという花が早池峰の固有種としてはもっとも有名ですが、このヒメコザクラもそれに劣らないほどの出会いです。

ウスユキソウは存在感もあって、時季にさえ来れば誰でも観る事が出来ます。

しかしこのコザクラ背丈も数センチしか無くて小粒。

これを2時間の登りと1時間の下りの間に発見すると言う離れ業は、好きでないと為し得ません。

おや! 珍しい花だな!  と言う疑問を持てる事が、すごいんです。

自分で自分をほめて・・・早池峰に感謝です。

平田影郎のウエブサイト 【やどろくが行く百名山】
山と旅の情報を提供しています
3

2018/6/19  22:16

早池峰 U  百名山・東北

小田越まで歩いてきたのが良かったのかもしれません。

軽い準備運動になったようで、登山道に入っても何となくバテ無い感じで歩けました。

鍛錬不足の状態では、いきなりの急登は確実にダウンしていたと思います。

五合目あたりから望むと、蛇紋岩の壁が立ちはだかるようです。
クリックすると元のサイズで表示します

前回は下りで利用したハシゴが、今回は登りで使いました。

もっと垂直に近かったと覚えていたのですが、山に慣れてきたのでしょうか・・・以外にゆるい傾斜でした。
クリックすると元のサイズで表示します

2スパンで20b程のハシゴです。が落ちたら100bは滑落するので、命はないと思います。

舐めずに・・・慎重に・・・しっかり3点を確保して登ります。

この山も合目の表示があって、精神的に救われます。

山をやってて・・・あとどれだけあるのか解らないのが・・・辛いんです。

以外にバテずに登り切りました。

河原の坊が6時。歩いて40分で小田越に到着。トイレを利用して45分に出発。

そして山頂が8時45分でした。と言うことは小田越から山頂までが2時間。

こちらのコースが、簡単に登れると解りました。

前回の河原の坊からのコースは、岩場の急登りで3時間はかかったと記憶しています。

頂上付近には雪渓が残り、先週岩手山に登ったと言う人と山頂で話したら・・・。

「岩手山の雪渓の方が小さかった」と言ってました。
クリックすると元のサイズで表示します

ところで今日のニュースで・・・利尻にヒグマが生息・・・とか。

100年前にも泳いで渡ったヒグマを捕獲したと言う記録があるそうです。

今回も泳いで渡ったのでしょうね!

いないと言われている羊蹄山なども、この事実から考えると怖いですね。

利尻岳に登ったとき、知らないからテントを張ってキャンプ場に泊ってました。

今考えると近くにいたのかも。夜中にゴミ箱の蓋がバターン・バターンと大きな音を立てていたので。

その時はクマが生息していると知らないから、誰だ!うるさい・・・なんて思ってましたけど。

内地の月の輪熊はそれほど怖いとは思いませんけど、ヒグマだけは別物です。

平田影郎のウエブサイト 【やどろくが行く百名山】
山と旅の情報を提供しています
2

2018/6/18  23:10

早池峰  百名山・東北

寂しさ、怖さに一人で耐えた翌朝、明るくなったころに一台の車が来ました。

昨夜の内に来てくれればいいのに・・・と少し思いました。

さっさと準備して出発していきました。

私はそれから朝ご飯を食べて、6時に出発。

ところが・・・何と、河原の坊からのコースは崩落があって通行止め。

前回はこのコースを登っているので、そもそもどっちのコースを登ろうかと迷ってはいたのでしたが・・・。

迷う必要が無く・・・小田越から登るしかありません。

小田越には駐車施設は無いと書いてあるので、歩き始めました。地図には40分とあります。

ところで早池峰は環境保護のために、トイレシートを持参しなければなりません。

最近では利尻岳や斜里岳がそうでした。

前回の早池峰は違っていましたが、今回はそう変更になっているとネットで調べていたのでシートは持参していました。

利尻にもありましたが、使用したシートの回収ボックスです。

クリックすると元のサイズで表示します

これだったら協力者も増えると思うのです。

最近は早池峰も休日は途中で通行止めにして、シャトルバスでの送迎に変わってます。

これは地元自治体の大きな収入源になりそうです。尾瀬や秋田駒、乗鞍、木曽駒、そして南アのほとんどがそうです。

幌尻岳や北アの上高地も・・・数えればもっとあるかもしれません。

富士山は入山料が発生しますし、登山ブームの今が稼ぎ時ですね。

そして・・・システムとしては賛成でもありますから、協力は惜しみません。

小田越を目指して歩いていると、5台ほどの車に追い抜かれました。

地元の人は小田越に数台は駐車できるのを知っているようです。

が、私は知っていたとしても、多分車は河原の坊に置いたと思うのです。

車を持ち込まないで・・・と言うのは自治体の収入を得る手段ではなく、環境保護のためと思っているから。

そして、何より歩きたくて山に来てますから・・・歩きます。

小田越には仮設トイレが10台ほどあって、泊る事も可能だと判りました。

実際、夕べは3台泊っていたと山頂で出会った方が話してました。

既に私の前を10人以上が歩いているので、クマの心配は多分なかったと思いますが、折角クマよけを置いていてくれるので、その場所その場所で思いっきり叩きながら進みました。

クマよけの缶です。
クリックすると元のサイズで表示します
平田影郎のウエブサイト 【やどろくが行く百名山】
山と旅の情報を提供しています
1

2018/6/17  21:39

早池峰前夜  百名山・東北

あまりに早く下山出来た姫神山。

高速道路を使わずに紫波まで移動することにしたりですか、これも僅か1時間ほどで到着。

このまま早池峰の登山口、河原の坊に行っても暇すぎる。

途中で風呂に入ろうとあれこれ探したのですが、なかなか適当なのが無くて。

やっと見つけた「ラフランス温泉」。こんなに遠いと思わず向かったのですが、何と国道から10`もありましてた。

要するにR4から奥羽山脈に向かっていく感じ。

結局1時近くになってました。食事つきで1.000円のコースを頼んで、まずお風呂。

なかなかいい風呂でした。重層分がおおいのかヌルヌルしてました。

コースの食事はお蕎麦。その前にビールを一杯。風呂上がりのビールはまた格別でした。

姉との約束は5時半ですから、飲んだ後4時間たっぷり休みました。

アルコールチェックしても、検出されなかったはずです。

そして時間に姉の店によると、お酒とおかずをたくさん持たせてくれて…河原の坊に向かって出発は6時半でした。

折壁峠を越えて大迫町へ。そこから早池峰ダムを越えて河原の坊へ。

山道をくねくねと走り続ける事30分程。何とか到着したのは9時に近かったです。

真暗な駐車場には私の車が1台だけ。

さすがに・・・クマなども怖いですが・・・それより遥かに人間が怖い。

暗い山奥に一人では・・・警察が駆け付けるまでには、とっくに襲われて年寄は勝負になりません。

夜中にトイレを使うようでは防犯対策上よろしくないので、今夜は一杯はやめときました。

それにしても河原の坊があんなに遠かったとは・・・。

前回は相棒と一緒でしたから、夜、泊まったけどそんなに不安は無かったのを覚えてます。

何だか・・・一人で夜泊るような山歩きも辛くなってきました。

写真は翌日小田越コースの5合目付近から、我が愛車を望んでいます。

建物は河原の坊のビジターセンターです。

こんな中に一人ですから・・・怖いでしょう!

クリックすると元のサイズで表示します
平田影郎のウエブサイト 【やどろくが行く百名山】
山と旅の情報を提供しています
1

2012/7/26  20:18

飯豊山終章  百名山・東北

今日、初めての方・・・から、コメントを頂きました。昨日の私が書いた自分自身の性格について・・・共感出来る・・・とのコメント。要するに優柔不断で気弱なだけなんですが・・・。

その方の血液型が【A型】、もちろん私もA型なんです。1億2千万人もいる日本人を僅か4種類に分類すること自体に無理がありますが・・・なんか的を得ていて・・・納得です。

さて飯豊山・・・3日目の朝ですが、早い人は4時から・・・煩かったです。特にビギナーは前夜に用意していればいいのに、朝になってからビニールをカチャカチャさせます。
結局我慢できず4時半に起きました。私は下山するだけですから、何時でも良かったのですが・・・。

朝はラーメン・・・お湯が沸騰するまで外に出て雲海を眺めていました。そうこうしているうちに御来光です。御来光に手を合わせ、私が願うのはただ一つ・・・家族の健康です。
クリックすると元のサイズで表示します

ちょっと早かったのですが・・・食事が済むとやる事もなく・・・高桑さんに挨拶して5時半に下山を開始しました。

途中、【扇の地神】でコース間違いをして20分程ロスしました。良く見ると『通ってはいけない』というロープが張られていたのですが、私が見落としてしまいました。しかし・・・こんな時は慌てずに戻るのが一番です。

帰路に選択した丸森尾根は比較的なだらかでした。コースタイムも大幅に縮める事ができました。しかし【夫婦清水】から【飯豊山荘登山口】までは地獄の下りです。1時間半ほどですから耐えられましたが、見えているのに近づかない小屋にはもう少しで緊張の糸が切れそうでした。
クリックすると元のサイズで表示します
中央のキャンピングカーが私の愛車です。

下山途中に今回のハイライトと言える【雲海】が展開していました。そして丸森尾根から【頼母木小屋】が望めて・・・いつかゆっくり時間に制約されずに過ごしたい・・・と思ったのです。


それにしても十数年にわたる私の山屋としての経験上、最も満足できた山行かもしれません。裏を返せば超ハードな山旅でしたが、辛い山旅とは全く違います。

まさに・・・山の醍醐味に触れられた3日間でした。ありがとう飯豊連峰・・・今はそんな気持ちです。

詳細な記録はホームページにあります。そちらも合わせてご覧頂ければ幸いです。

平田影郎のウエブサイト 【やどろくが行く百名山】
山と旅の情報を提供しています
3



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ