2018/8/11  22:08

二度目の常念岳  百名山・北アルプス

話しは戻りますが・・・大天荘でぐっすり休んだ私。

朝3時15分に照明が点くのと同時に起きました。

そしてパッキングも終了させ、4時からの食事に3時45分には並びました。

3番目でした。

常念岳に登って下山するだけだから、急ぐ理由は何もないのですが。

ただ、昨夜電話があって『エアコンが壊れた』と。

コンセントを一度抜いてみて・・・とか、いろいろやらせてみたけど・・・ダメで!

このくそ暑いのにエアコンが無いのは、如何にも可哀そう。

1時間でも早く帰ってあげよう・・・。

4時半には食事も終わり・・・こうなると・・・大天井岳山頂へ御来光を見に行こう。

天気が良くて綺麗な御来光でした。槍ケ岳や穂高岳が、モルゲンロートに染まりました。

そして5時過ぎに出発して、取りあえず初登頂の中天井岳に登頂。

後は一心不乱に常念岳をめざしました。東天井岳も横通岳も一度登頂しているのでカット。

途中、ライチョウが遊んでいて5分ほど休憩しながら写真撮影。
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常念小屋からの厳しい登りを克服して、常念岳に登頂。

目の前に大キレットが・・・何時かは行かざるを得ないでしょうけど。

逆に1歳でも若いうちに行くべきなのに・・・なかなか踏ん切りがつきません。

常念からの下り。足元には常念小屋、そして目の前に横通岳。

その後ろに写っているのが大天井岳と思います。
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一の沢からはタクシーで穂高駐車場まで戻りました。

常念小屋ではドコモの電話なら通じるので、タクシーを呼べる最後のチャンスです。

料金は5.000円でした。中房からバスで戻ったとしても2.000円かかりますから、負担増は3.000円。

中房まで戻る事を考えたら、むしろ楽なコース選択でした。

白地図に赤くラインを引く事も出来たし・・・。これで燕岳から常念岳まで一筆書きで赤いラインが繋がりました。

次は何としても喜作新道を東鎌尾根に繋げないといけません。

気持ちを新たにして挑戦します。百高山を三座ですから、厳しいけれど美味しいコースでもあるんです。

こんな面白い「岩」みつけました。

後で地図を見ると「為右衛門吊岩」と言う、地図にも乗るほどのポイントらしいのですが、何だか・・・「モアイ」って感じです。
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2018/8/10  23:19

常念山脈縦走  百名山・北アルプス

台湾夫婦が大天井ヒュッテに向けて出発した時、私も一緒にテントサイトまで見送りに行ってました。

そして小屋に戻ろうとすると一人の若者が・・・。

「ちょっとお願いして良いですか?」と話しかけてきたんです。

「ああ・・・良いよ。何?」

「テントを張るのが初めてなんですけど、ちゃんと張れてるか見て貰っていいですか?」

「もちろん」

見てあげるとフライシートにも紐が通してあって、4角も大石で固定してあり正しく張れてました。

テントはモンベルのゴア性で、良いテントでした。

テントは絶対ゴアテックスでないといけません。

「良いテントテント買ったね」なんて話し、取りあえず全部チェックすると・・・ペグが全然効いてません。

「ちょっと見ていて」と言って注目させ、するっと引き抜いて見せました。

ペグの打ち方を教えて、フライシートの固定ももっと遊びが無く固定して・・・と。

家で練習してきたそうですが、家の中でやったのでペグは打つことができなかったそうです。

ポールを差し込むことに夢中になってると、後ろを通る人に踏まれることもある・・・。

組み上がったら固定する前にザックを放り込むと、テントが風にも揺らがなくなる・・・。

などなど・・・いろいろ教えました。

勉強になりました。ありがとうございました・・・と実に好印象の若者。

介護施設で働いているとか・・・老人思いの良い介護士になるでしょう。
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写真は教えてあげた若者とテントです。

偉いと思いましたね!  知らないのに知ったかぶりをする世代なのに・・・聞くは一時の恥・・・という精神も大切ですけど。

更に一段進化して・・・教えから吸収してありがたいと素直に思える考えは、人間性を高く評価できると思うのです。

私のサイトを教えて別れました。多分来てくれるはずです。

これからさらに山を好きになって、大いに楽しんでもらいたいものです。

前夜の食事の際、私の隣に座った若者。

隣のいい加減な爺さんが「常念岳にクマが出た」とクマの話に盛り上がっていて。

若者は真剣に聞いてました。

翌朝、私より先に出発したのに、ちょうど私が中天井岳から下りて行くとバッタリ。

「どうした? なぜ引き返した?」と聞くと、昨日の爺さんが更に念押ししたらしい。

怖いので帰って来た・・・とっ。

「大丈夫だから行こう」

「大丈夫ですかね?」

「そう言われたら確実に会わないとは言えない。でも出てきたら俺が追い払ってやる」

でもまだ不安そう。

「今、日本中で個体数が増えすぎて、どこにでもクマはいる。もし今、中房温泉に引き返したら絶対クマに会わないと言えるの?」

「実は私もそう思ってました」

納得してくれて・・・結局常念岳まで一緒に行きました。

クマには会いませんでした。

それにしても罪な爺さんたちですね。

常念山脈の縦走者は、後ろにも前にも数珠つなぎ程にいます。

クマの方が怖がって逃げると思うのですが・・・慎重さは山には絶対必要ですが、必要以上に怖がるのは判断を誤るので不必要です。

山の先輩として・・・正しく教えないと。

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2016/7/31  21:01

リベンジ達成五竜岳  百名山・北アルプス

朝、北海道にいるホロホロから電話。北海道に来いよ・・・って。

行きたいけど・・・今年はムリです。声をかけてくれるだけで、ありがたいですね。

梅雨が明けた途端に恐ろしく暑い日でした。家の中でも熱中症になるのでは・・・と思ったほど。

こんな日に厳しい山に登っている人は、ダウンしているでしょう。

五竜に登頂した金曜日は、朝の内はそれほど暑くないのに晴れ渡り、本当に登山日和でした。

前回はガスの中での登頂だった五竜岳にリベンジ成功です。
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後ろに見えている山は剣岳です。(漢字が違ってます)

今思うと、もしガスが巻いていたらキレットの厳しさを目にすることなく、恐怖に襲われることなく挑めたかもしれませんね。

今回の山行中、上越市からの親子と東京からのご夫婦とずっと一緒に行動してました。

ご夫婦です。
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遅れた私をテレキャビンの駅舎で待っていてくれたらしいのですが・・・実は私が抜いていたようです。

途中、小遠見山の山頂を経由したご夫婦を、巻道を通った私が追い抜いていたらしい。

懸命に追いつこうとしていた私は、当然前を歩いていると思ったので急いで追いかけていたのです。

追いついて・・・タクシーの割り勘で八方に行こうと言うつもりでした。

追い抜かれた事を知らないご夫婦は、アルプス平でゴンドラに乗らず私を1時間ほど待ったとか。

私はご夫婦は既に八方にタクシーででも行ったと思って、エスカルプラザでお風呂に入ったり・・・。

そして何気なく確認するとエスカルプラザから八方に直接行けるバスを発見。なんと11時半で風呂からでてピッタリのタイミングでした。

サッパリしてバスを待っていると、テレキャビンから降りて来たご夫婦とバッタリ。

そして・・・待っていた・・・と伝えられたのでした。もう風呂にも入ってスッキリの私は、そのことが言えませんでした。

みんなでバスに乗り、八方に移動して解散でした。また何処かで会いましょう・・・素晴らしい山友に乾杯。

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2016/7/30  22:17

登山との向き合い方  百名山・北アルプス

昨日の写真をもう一度
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五竜岳の山頂から八峰(はちみね)キレットを見ています。奥に見える黒っぽい山が鹿島槍ヶ岳です。

予定ではキレットを越えて、この鹿島槍に行くつもりでした。

でも今年の体調異変と体力の減退、そして元来の高所恐怖症と前日の不眠。

だから挑む以前に既に諦めていました。

そして五竜からキレットを覗いてみて、全く自分の決定が正しかったと思います。

ここから鹿島槍までコースタイムで7時間。ヨレヨレ・ヘロヘロの足で、こんな痩せて切り立った稜線を7時間も歩けるわけがないのです。

途中で緊張の糸が途切れたら・・・。

人生を長く楽しむことにしたんです。

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2016/7/29  21:13

八峰キレットを断念・五竜岳  百名山・北アルプス

白馬から朝日へのピストンか八方尾根から五竜を登ってキレットを踏破する・・・二つの可能性を持って行きました。

28日の朝5時起きて出発。途中あれこれ悩んで・・・到着する時間が10時近くては、猿倉では駐車場がないだろうと判断して、白馬をやめました。

五竜に登ってキレットを歩き、鹿島槍にも登る2泊3日に決定。10時前のゴンドラに乗れました。

6人ずつ乗れるゴンドラですが、数百人も列を作られると中々前に進まなくてイライラ。

夏休みに入り28日は、地元の大町や白馬の学校登山でした。そのほかにも京都の学校の林間学校だったり・・・メチャクチャ。
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女子高生や女子中学生を掴まえては、花の名前を教えたり・・・最初は楽しかったのですが、だんだん経過する時間が心配。

この日は午後から雨の予報だったので、その前に何としても小屋に到着したかったのです。

唐松山荘に12時15分到着。15分だけ休んで五竜山荘へ。

唐松を出てすぐに牛首という難所になります。途中一緒に行動するようになった親子が通過中の牛首です。
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何とかヘトヘトになりながらも、2時半に五竜山荘到着。

学校登山も入っていたし、夏休みの社会人も多くて、何よりいつも暇な年寄が大挙して押し寄せていて宿泊者があふれてました。

当然、私は夜一睡もできませんでした。その寝不足でキレットは不可能と判断して、荷物を置いて五竜岳のみにして下山すことに決定。

前回はガスの中の五竜でしたが、今回は360度の眺望。リベンジ達成です。

そして五竜岳山頂から見た八峰キレット
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この痩せた尾根とアップダウンの厳しさを見て、一気にテンションが下がりました。

ここまで来るだけでヘロヘロなのに、その上でこんな危険な所を歩けるはずがありません。

止めて荷物を下に置いてきたのは正解でした。命あってのものだね。

これで私がここを歩く事は永久に無いと思います。

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