最初愛護センターにこの子の引取りを打診した時、「この子は結構攻撃的で・・・」というようなお答えが帰って来ました。

それで、最近ババを引きたくない仮母は「大好きな犬種だけど引き取るのや〜めた!」と勝手に決めていました。
だってほら〜本館の
咬み犬科の特待生枠はもう空いてないでしょ?
もう1匹増えると困るんですよね?
「サ」の付くお方・・・これがまたご応募がないんですよね〜
今や本館一の聞き分けの良い子なんですけどね?
さてお話を戻しますと・・・仮母的には止めようと思っていたのですが、実は同じ場所に同時に引き取り検討をしていた子が居たので、せっかくなので見せて頂きました。
でも女性の職員さんは怖がって連れてこられない様子・・・仮母はそんなにツワモノなの?とビビリ、「あっ、無理しなくていいですよ〜」とやんわりお断りをしたのですが・・・
やはりチャンスがあれば一匹でも多く救いたいとお考えなのでしょう・・・必死で連れて来ようとしている様子が外まで聞こえて来ます。
仮母は『うわ〜いいのに〜連れて来なくて〜

』と腰が引けていたのですが・・・抑留棟の鉄の扉が開いて出て来たその姿を見て・・・
仮母は恥も外聞もなく、物凄く大きな声で叫んでしまいました。
デカッ! ←そっちかいっ!?
その時すでに仮母の頭の中で「攻撃的」とか「ツワモノ」とかはすっ飛んでしまい、そのあまりにも立派な姿に心を奪われてしまったのでした。
こっ、これはっ!目を見張る仮母・・・
最近ベネズエラで目撃されている巨大なサル 「モノス」にも引けを取らない幻の珍獣、巨大なポメ 「ジャイアント・ポメラニアン」ではありませんかっ!
元々はポメラニアンは大きかったのですが、時代の流れと共に小さく小さく改変されて(←ここではあえて改良とは言わない仮母・・・)3キロあたりが主流になりました。
でもね〜そんなことでいいんですか?

古き良き時代を切り捨てて、人間よどこに向かうのか!?
そんなこんなでポメラニアンの原種とも言うべくジャイアントポメラニアンに遭遇してしまい、これまでのことを全て忘れていた仮母は、「あっ、そうか、この子気が強いんだっけ?」と急に思い出し・・・恐々近付いたのでした。
するとね・・・話に聞いていたより数段穏やかなんですよ。
連れて来て下さった女性の職員さんは「あら?今日はやけに大人しくで穏やかな顔してる・・・」と不思議そうにおっしゃっていました。
それはそうですよね〜仮母の超絶ラブラブ光線を全身に浴びてしまったら、「もしかしてボクって良い子かな?」って思い込んじゃいますよね〜(はあと)
うん、うん、仮母の愛の力って凄いわ〜
・・・って自分で感心していたら、な〜んだ、引き取ってみるとただの大人しいお利口さんな子でした。
怖がりな故に、センターの物々しい雰囲気に萎縮していただけのようです。
そんなこんなでセンターの職員の方々に別れを告げ、ライアンくんは外の世界に飛び出したのでした。
去勢手術の術前検診で停留睾丸だと判明、手術と同時に摘出して頂きました。

その他はフィラリアも陰性、血液検査も問題なく健康そのものでした。
歯もそんなに汚れてはいなくて、推定年齢3〜4歳といったところでしょうか?
仮母は最近物凄く忙しくて、よくズルをしてしまいます。
というのも手の掛かる子は、病院併設のトリミングサロンで綺麗にして頂くんです。
最近では・・・誰かに頼めることは頼むことにして、自分にしか出来ないことに集中することにしました。
で、美しく仕上がった姿が・・・これだぁ・・・
1 2 3 !
いかがですかぁ〜

超ゴージャスなライオンのような飾り毛・・・
8キロの迫力満点のボディー!
それでいて愛らしさも兼ね備えたルックス〜
よくみると以前に変にカットされた痕跡がありますから、シッポなどはさらにゴージャスになると思われます。
お散歩もまだ引きがありますのでね、トレーニングをしてプリンス・オブ・ジャイアント・ポメラニアンになる日もそう遠くはないでしょう。
顔良し、性格良し、
大きさ良し!3拍子そろったライアンくん、どうぞよろしくお願い致します〜
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しろいぬの里には、他にも素敵なご縁を待っている保護犬がたくさんおります。特に年齢が行っている子にはご応募がほとんどない状態ですので、そちらも是非ご検討下さい!