2011/9/29  17:11

Bobber Caboose: 1  RGRy Rolling Stock
 
ようやく重い腰を上げ、ボバー・カブース、つまり4輪カブースの製作開始です。

まずは窓を。

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何たってSスケールの車両用窓枠なんて手元に無いので、テンダー機関車の時に腰板部分を使ったHOスケール・AHMブランドの客車の、残った窓部分を利用です。
実にエコロジーでエコノミーな工作であります。

使えそうな(使う予定の)パーツ類を並べて記念撮影。

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キューポラは使うかどうか迷ってます。
車体が短いので、いくらカブースの象徴と言えどオモチャっぽくなりそうだし、でも形態的には面白いし、在籍してるカブースと共通パーツなのでストーリー性はあるしで、「うーん、どうしようか?」。

足回りはバックマンHOのボバー・カブースのもの。
カブース用の純正パーツですね。
しかし、これの軸穴が大きくて、使おうとしてるHOn30の車軸に合わないですから、4輪ボックスカーの時に使い損ねた(?)乗工社製シャーシを分割して床板にネジ留めし(3点支持にしようか?と)、それを実質的な台車にして外側の台車枠はダミーと言う、4輪ボックスカーと同様の構造。

車体はバスウッドのサイディング。
これに上記の窓を嵌め込む算段。果たしてウマく嵌り込むのか?
窓は何とかなりましたが、妻面のドアは自作するしかないですね。

上の方に写ってるペラペラの木の帯板はレター・ボード(幕板)用。

一応は車体中央部を作る材料は揃ってますので、ボチボチ掛かります。

2011/9/25  14:00

 
Paul Scolesというアメリカ人モデラーが居まして、彼は1890年代のカリフォルニア州北部を走るという想定のPelican Bay Railway & NavigationのレイアウトをSn3で作ってます。
http://www.modvid.com.au/html/body_paul_scoles.html
これは僕がSスケールに手を出す前からお気に入りのレイアウトのひとつでした。

レッドウッドの森の中を行く古典的な機関車が牽く列車、静かな田舎町、蛇行する川に沿った線路・・・
まぁ、これでもか!と作り込まれたレイアウトや車両群ではありませんが、いかにも19世紀末って雰囲気が漂う全体の構成に最初見た時にはうなったものです。
今アチコチで見掛けるナロー・ゲージものに比べたらウェザリングも程々ですが(だって町や鉄道が出来てからそんなに年数が経ってないんですからね)、ウェザリングしてこそナロー・ゲージの模型と言う最近の一般的な認識とは無縁な存在。
要するにウェザリングは例えナロー・ゲージと言えど必須ではない。
必要なモノ、不要なモノのバランス感覚てのが大切なんだなぁ、と思う次第。

それにある部分を作り込めば、周りも、いや全体も作り込んで作り込んで、作り込む為にレイアウトを作ってると言う、走らせる事が前提であるハズの鉄道模型がミリタリー・モデルのジオラマのごとき様相を呈するっちゅうのは、何か本末転倒とまでは言いませんが、それも流れのひとつであるのは判っていますが、鉄道のレイアウトを作るならテーマがあって、それに雰囲気が沿えば、究極のディテイリングはそんなに大事な事じゃぁないと思うんですよ。

そんな個人的なレイアウト感は置いておいて、さて、そのScoles氏が以前ガゼット誌に"A Tale of Two Locomotives(2両の機関車の物語)"と題する機関車の改造記事を書きました。その冒頭の部分が気に入ってまして、それをご紹介します。

「私の模型友達は、ワザワザやり難い方法で模型を楽しむ事に対してしかめっ面をします。既製品で手に入らないゲージやらスケール、そして特定年代の模型化なんて正気の人間のやる事だろうか? ナロー・ゲージだよ(エラいことやってはりますなぁ)。Sスケールでね(最悪ですな)。しかも年代は19世紀末だ(災難としか言い様がおまへんがな)。加えてコロラドのプロトタイプじゃない。彼らに言わせれば、私は”アホ”でしかないでしょ。でもね、私はそれら全ての部分に於いて楽しんでいるのです。利用可能と思われるモノなら取り入れ、叩っ切り、ノコギリを入れ、ハンダ付けする事で自分が納得する新しいモノを作り出してるんです。挑戦こそ私の趣味を大きく前進させるものなのです」

ヘタクソな日本語訳、それもいささか意訳ではありますが、大意はそんな感じです。
この伝でいくと、僕も相当な”アホ”の部類であります。アホの度合いなら負けまへん! 何せ彼のようにウマくは作れないし、センスも怪しいモノでありますし、知識にも乏しい。
早い話が身の程知らず。
おっと、それにお墨付きの天の邪鬼であります。

人様と同じ事はしたくない。
Scoles氏を突き進めるチャレンジ精神に比べたら、同じアホでも動機と言うか精神構造が違うみたいですが、まぁね、自分の手で何かを作り出したい、自分で作らなきゃ何も手に入らないって部分は一緒ですね。

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Sn2N・・・これはSスケールで2フィート・ゲージを模型化するのに10.5mmゲージでなく9mmゲージを採用したあるモデラーが自分の模型をそう呼んでいるので僕も採用している、極々プライヴェイトな呼称であります・・・なんてSn3やSn2以上に”狂気の沙汰”であります。マトモな人間、しかも工作力の無い人間が手を出すべきものではないかも知れません。
でも、乗りかかった船、いや列車であります。ある程度形にしないと気が済まない。

車両が出来れば風景を、風景が出来たら車両をてな具合で双方が良いバランスで進んだら満足。
だから今はちょっと不満。
風景サイドのバランスが非常に悪いですね。何も出来ていない。やりかけて止まったままだし。

車両はテンダー機関車まで出来て、今はそれに見合う(見合ってるかぁ?)貨車とか作ってますが、落ち着いたらやはり風景っすよ。
でないと何の為にウォーターフロントのジオラマで試作まで作っちゃったんだか・・・ですよ。

と、こんな話を書いたのはカブース製作が進行していないからではありません。
いや、実際進行していませんけど・・・・
文中に何気に挟んだ2号機の写真、これを撮ってる時に「あ、これ使える!!」なんて思ったからです。
Sn2Nのモジュラー・レイアウトを計画していますが、以前作ったこの停留所、はてさてどう使うか? これは使わないで単体のジオラマにでもすべぇ・・・が一転、活用方法がありました。

11月にモデラー仲間のミーティングがあるのですが、出展予定を2号機をはじめとするSn2Nの車両群と例のウォーターフロントのジオラマだけにしようと思ってたのですが、ジオラマがねぇ、あれ、単なるオブジェなんですよね。
勿論レイアウトの試作の意味もありましたけど、目的のひとつであった車両撮影には使えなくなったと言う事で、”オブジェ”以外の何ものでもないんですね。
走ってナンボの鉄道模型。走らせも出来なきゃ車両を置いて写真も撮れない、マトモな列車も置けないモノをミーティングに持って行くのは忍びないなぁ、云々。

そんな動機(?)で、そのミーティングまでに完成するかどうかは大いに疑問ですが、やります!
と、普通のモデラーならメーカーの次の新製品発売が待ち遠しいワクワクした気持ちをお持ちでしょうが、メーカー=自分自身でありますから、”製品”のヒントが見つかったら即実行! この自分企画/自作のワクワク感はおそらく究極にアホな選択をしたモデラーでないと味わえないかも?

狭い線路なのにいささか飛ばし気味。脱線注意ではありますね。
さ、仕事の続きです。イラスト描かにゃ・・・・

2011/9/23  20:50

Four-wheel Boxcar: 5  RGRy Rolling Stock
 
この程度の車両製作に5回もお付き合い頂いて、申し訳ないです。

台車の改造も終わって、床板にハンダ付けしました。
ボケた写真ですみません。

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ハンダ付け、ヘタクソですねぇ。ま、僕の技術はこの程度です。
台車枠の前後にバスウッドの角材を接着して”台枠”を延長してます。

で、もう塗っちゃってますけど、真鍮帯板をペデスタルの下側にハンダ付けし、端は小さい真鍮の釘で留めています。

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車輪は外側をエナメル塗料のフラット・ブラウンで塗り、踏面と裏側/車軸はPBLのネオ・ルーブ(Neo Lube)で塗りました。
このネオ・ルーブ、塗ればプラスティックでも金属製みたいに見えるのでお気に入りであります。

さて、恒例のNスケールのマイクロ・トレインズ・カプラーのバネを飛ばし、今回は蓋まで飛ばして行方不明にしながらも、ようやく完成しました。

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台車が奥まってて車体の陰に隠れて余り見えない・・・。
でも、PECOの台車のままよりエエでしょ?
写真は近接撮影なので相当歪んで(湾曲して)ます。スウェイバックしてるみたいに見えますね。

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と、プランテーション・ボックスカー・モドキ、何とか完成です。
まだ取り付けてないパーツもあるのです。それはブレーキ・ホース。
この車両はハンド・ブレーキだけで、空気管は素通りとの設定。
そのホースのパーツが見当たらないので、これは後日に。

次はいよいよカブースです。
日曜日からでも取り掛かりましょうか。

2011/9/22  21:57

Four-wheel Boxcar: 4  RGRy Rolling Stock
 
気楽に製作を開始した小型ボックスカーですが、何だか本気モードに突入しております。
あくまでも僕の尺度での本気モードですが。

まずは、昨日の記事の追記で写真を載せた台車。その改造はまずこんな具合から。

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左側がペデスタルの手前でイコライザーを切り落とし、バネ受け下の突起を削り落としたモノ。
乗工社のシャーシを使うのをやめ、真鍮帯板から軸受けを作りました。
1mm厚のシャーシを切るのが面倒だったからです。
床板は0.5mm厚の真鍮板を切り出しました。
軸箱はペデスタルに後程ハンダ付けで固定します。

そして台車枠を床板にネジ留めした状態が下の写真。
最終的にはハンダ付けしますが、位置決めの為のネジ留めです。
軸受けも同じく今はネジ留めしてます。

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その状態で車体を被せてみました。

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ヲヲ! アメリカンであります。自己満足ですけど。
このペデスタルの形が欲しかったのです。
軸距も4mm延長され、安定感が出ました。
でもペデスタルを留めている枠が床下前後一杯までありませんから、足りない部分は2mm角の桧材で足す事にしましょう。
そして、その檜角材にペデスタル下から伸びた帯板を留める事にします。

しかし、テンダー機関車 No.2以来、真鍮工作が増えてます。
と言っても簡単なモノばかりですけどね。
真鍮板が残り少なくなったので東急ハンズで仕入れて来ようっと。

ささ、明日中には完成させてしまいましょう。
何せ次が控えてますから。ヘヘヘ。

2011/9/21  21:08

Four-wheel Boxcar: 3  RGRy Rolling Stock
 
小型ボックスカーの製作はまだまだ続きます。

一応車体が形になったので、その写真を。

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プラスティック、木材、金属の素材の違いが判りますね。
さて、ここまで出来ちゃったんだから、塗るしかないっしょ!
で、こうなりました。

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塗色はTAMIYAのヘイズ・グレイって色。勿論缶スプレーです。(実際の色はもう少し薄くてグレーっぽいです)
屋根はオリーヴ色に塗り分けてます。
それより、いやぁ盛大に汚れてますねぇ。
前回の2号機がウェザリングなしだったので、その反動ですね。
これで、スッキリしました。ナハハ。

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貨車の標準色のレッド・ブラウンにしなかったのは残り少なかったからであり、手元にある折角の黒いディカールを使いたかったからであります。
キャパシティーが6000ポンドって、約2.7トンしか積めないのですね。
7000ポンドでも良かったかな? (1ポンドは約453.6グラムです)

ドアには「発車する前にドアを閉めておけ!」の注意書き。
そのクセ、ドアのラチェットは下がってます。
そのドアを開ける時のガイドになるパーツ、実はステイク・ポケットを半分に切ったモノです。
ドアのストッパーにも使ってます。
”らしいモノ”は何でも流用であります。

ついでですが、このボックスカー、車体幅をRGRyの標準より少々広くしてます。
プランテーション・ボックスカーの車高の低いプロポーションを強調したかったのですが、カプラー取り付けの関係で余り低く出来ませんからそうしたワケです。


さて、これで完成!!じゃぁないんですよ。
だから「製作はまだまだ続きます」なんです。
カプラーが付いてません。いやいや、それだけじゃない。もっと大事な箇所が未完成。
台車であります。台車が完成していません。
取り敢えずPECOのNスケールの貨車用シャーシを改造して7mm径の車輪を履かせたものを床板に接着しましたが、余りにも軸箱が小さいのです。
それより、軸箱周りがアメリカンじゃない。軸距も短いし。
ですから、これは一から作り直しです。

ってコトで製作記にもう暫くお付き合いの程を。


<追記>

車両単体の出来は兎も角、編成として組んでみて今までの車両と違和感が出るかどうかの方が重要。
塗装したボックスカーを編成に組み入れてみました。カプラー未装備なので連結はしていませんが。

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赦せる範囲ですね。車高が低い事は低いですが、異質な車両と言う感じはしません。
OKであります。


<追記 2>

さて、赦せないのは下回りですが、虎の子のロストワックス製台車を使う事にしました。

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HOn3の客車用台車です。イコライザー/軸箱可動式ですので、軸箱をハンダ付けし、イコライザーを切ってしまえばダミーの台車枠として使えます。
何故ダミーかと言うと、ご覧のように軸穴が大きいのですね。
そこで右後ろに写っている乗工社製の2軸台車のシャーシー(車軸受け?)を実質的な台車として使うと言う魂胆。

但し、この客車用台車の軸距が24mm、乗工社製2軸台車の軸距は20mmですから、2軸用を切って軸距を延長します。
「真鍮板で自作出来るだろ!」てな声は無視しますね。精度を出しての真鍮工作なんて僕には無理ですから、はい。


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