2022/2/18  13:27

Open Platform Car  HO Traction
 

先程の投稿で終了した、連載してた(途中半年も休んでましたが)風景モノも出展日が近づいたので、競作参加者がどんな車両を走らせるのか問うてみたら、結構少ない。
僕なんか「ないかも知れない」の答えで、これには参加者からブーイング。
言い出しっぺが走らせる電車もないのはさすがにイカンので、急遽作り出したのが、このOpen Platform Car、所謂オープン・デッキの車両ですね。

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日本じゃこんなオープン部分から乗降する電車は見掛けませんが、アメリカじゃニュー・ヨークの地下鉄・高架鉄道、シカゴの高架鉄道、ボストン近郊のナロウ・ゲージのインタアーバン、ニュー・ヨークと近郊を結ぶ通勤電車、カリフォルニアはサクラメント周辺のインタアーバン支線で見る事が出来ました。

その多くが客車からの改造なので、この電車も客車からの改造です。
但し、スペイン製のスペイン型客車。

例会はアメリカ型限定! それ以外の外国型であろうと日本型であろうと、全てご法度の厳しい掟があります。
そこを涼しい顔をして「メリケン電車です」と持って行くのに、元ネタがバレなさそうな車体からアメリカ臭プンプンの手持ちのこの客車を利用したワケです。
インチキ電車ですね。

元はスペインはElectrotren製のこんなHOモデルです。

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アメリカンなパーツを取り付けりゃ、メリケン電車に見えん事もなかろ?と、手持ちパーツをの取り出して並べましたけど、HOから遠ざかってたので、ほぼジャンク・パーツばかり。
足りないパーツは模型店で購入。

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プラットフォーム部の妻板に窓を設け、ナンダカンダと取り付けていくと、まぁ電車に見えない事はない。

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もう少しディテイリングして色を塗ってオシマイの三日間工作。

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パンタグラフとトロリー・ポールの二刀流です。

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ディカールは特製品で、元々はSナロウ用なのですけど、時間の関係で新しい電気鉄道用のものを用意できず、Sナロウと同じ鉄道会社との設定。

で、最後にこの電車の後にレストアが終了した57年も前に購入したKen Kidder(カツミ製)のSingle Truck Birney Safety Carと並べると…。

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スケールが違うんでね?なサイズの違い。
片や広軌のスペイン本線の車両(車体幅が36mmありました)、片や市内の閑散時間・閑散線区用の小型軽量電車ですから、同じHOスケールでも差はあって当然です。

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同一線路上ではなく、こうして並べるとそれほど差が目立ちませんね。

てな事で、次の記事のお題は、Birney Safety Carです。

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2022/2/18  12:34

American Interurban Scene Project: 8  HO Traction
 
この"American Interurban Scene Project"、最後の2回だけ速足で片づけてるみたいですが、ご了承の程を。

さて、架線柱を建て、架線を張ると、あとは作ってあったストラクチャーを並べて(固定して)いくだけなので、ここから先はお気楽工作です。
途中で建物の配置を変えたり、置く予定の建物が気に入らなくて、例の一階がレンガ造り・二階と三階が木造の商業ビルを作っちゃったワケですが、そんなこんなをしてるウチに建物に照明を入れる工作が出来なくなっちゃいました。

このプロジェクトの右に連なる街の風景を作られた3名の方はちゃんと照明を入れられていたので、これは余裕を持ってやるべきだったと反省。

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下の写真で左奥に見えているビルは写真です。
元々両サイドにもバックドロップを立てようと思って用意してたのですが、よく考えたら左右に来る風景の邪魔になるので、これは個人の撮影専用になりました。
写ってる電車が本線用の交流電車なのは、HOをやめて久しかったので、色が塗られてマトモに見られる車両がこれしかなかったからです。

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金融屋のビルの前に停まっているのは金融屋のボスのベンツ。そのボスがドアを開けて入ろうとしています。

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手前のダイアモンド Tのトラックがガードの高さが低くて潜れず、バックして戻ろうとして助手がやって来る車を停めているって設定。

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まぁ、こんなクリアランスのないガードを作るなら上路式トラス橋ではなく、下路式にするんですけど、ここんトコはシカゴ等の高架鉄道風にしたかったので、こうなったワケです。

駅裏の道路は狭いですねぇ。
日本の私鉄の寂れた駅前(?)商店街の臭いがプンプンします。

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駅舎はプレート・ガーダー部分も含めて軽くウェザリングしてます。
お! 見掛けない電車が停まってますねぇ。

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バックに建っているのは全てロウ・レリーフのビルなのですが、取り外せます。
バックドロップを外し、それらを取り外すと、駅の裏側から撮影できます。
その場合備えて別のバックドロップを駅の向こう側に置きました。

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狭い道路が渋滞してます。
高架線の上には何故か路面電車が…。
道行く(って、走りはしませんけど)自動車はその時代に大体マッチしたものを
と、廃業したJordanのFord Model T、Woodland ScenicsのDiamond Tトラック
とかMack トラックの1923年型、これらはキット組み立てやチョイとした改造で
す。
それにドイツ車なので少し違和感ありですが1927年型Benzも加わり、それだけじゃチョット寂しいので、何年型か分かりませんがもう少し新しい時代のドイツ車やロバの曳く荷車(自作)で賑やかし。

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インタアーバン電車もやって来ます。
この電車はワケありのインチキでんしゃです。(別稿記事参照)

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てな事で、2021年4月に着手した風景"Dover Heights 1920s"が完成しました。

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来年も例会で風景を繋げて走らせる予定でして、この風景の続編のリポートをお送りできるかも知れません。

2022/2/16  21:49

American Interurban Scene Project: 7  HO Traction
 
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毎年開催されているアメリカのトロリー系の模型のイヴェント(非公開)で「2022年は有志で規格のパネル上に風景を作って持ち寄り電車を走らせよう!」と昨年僕が提唱し、最終的に6名のメンバーが7つの風景モジュールを製作して2月5・6日に繋げて走らせました。
ひとつのモジュールが未完成のままの出展となったのは残念ですが…。

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その製作開始から途中までのプロセスは昨年お見せしましたが、その後の追加工作や完成した姿を二回連載で掲載致します。

作品名(と言う程タイソーなモノじゃないですが)は"Dover Heights 1920s"。
1920年代半ばのアメリカは北東部の某都市から郊外に向かう路線の途中にある小駅 Dover Heightsの駅周辺との設定です。

右手の高架線路脇に建つ壁面に"EAT"と描かれたビル…レストランと言うか、日本で言う一膳飯屋…がキットの大改造以外のストラクチャーは自作です。

駅の裏側に道路が通ってます。その駅側には小さな建物が二軒建ってます。

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これはタバコ屋。バスウッド素材です。

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床屋さんは駅舎の下に置こうと思ってましたが、こちらに移転しました。

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製作途中の写真ですが、床屋さん特有の看板を後日追加してます。

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下の写真は公衆トイレです。

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駅舎の下に置かれます。

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アメリカの道路ならもっと広いので、タバコ屋や床屋の部分まで道路にすればイイんですが、敢えて密度を増したいがために道幅を犠牲にしました。

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高架の線路下に建物があるのは至って日本的ではありますがね。

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ヨレヨレの板塀。0.5mm厚バルサ材細工。

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この手前右端の部分はジャンク置き場になりました。

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高架部分のガーダーはNゲージ製品の改造品です。
トラス橋まで作っちゃったりして。

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あらためて書きますが、駅の下のレンガ造りの小さな建物は公衆トイレ、高架を潜ると左側が床屋、その左奥がタバコ屋、"EAT"と壁に描かれた一膳飯屋の奥には殆ど見えませんが、骨董品店があり、その隣が僕が一番気に入ってる2階・3階が木造の日用品の大形(?)小売り店鋪、その隣はホテル、奥の一番端が金融屋です。

この骨董品店から金融屋までがロウ・レリーフのストラクチャーです。一膳飯屋の右、モジュールの端に高架線と同じ高さの所に保線小屋も建ってます。
骨董品店と保線小屋は以前作ったモノの流用と言うか暫定的に使用してるだけです。
いずれ別のモノを作って交換する予定。

下は風景モノで何度も流用してる(三度目です)小屋。保線小屋てな想定。

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一階がレンガ造り、二階・三階が木造との想定の商業ビルは一番右奥に設置予定が…

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作ってるウチに気に入ったので、奥の正面に設置する事にしました。

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奥に立つ三軒のビルを並べてみました。

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ホテルと金融屋のビルの並びがちょっと平面的なので、撮影後スグに間に恐ろしく狭いホテルのアネックスを追加しました。

道路は建築模型の外壁用素材を使ってますが、ヒビを入れたり元々のレンガ舗装にコンクリートで再舗装したけど、割れて剝がれてレンガが見えちゃったてな表現も。

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架線柱と架線はこのプロジェクトの要なので必須です。

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何せトロリー・ポールやパンタグラフを架線に追随させて走らせるのが目的ですから。
架線柱は古の宮沢模型の製品。買ってから半世紀で活用されました。

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と言う事で。次回でこのプロジェクトは完結です。





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