以下当会の譲渡条件ですので、譲渡ご希望の方はよくお読み下さい。
※随分上から目線では?譲渡規約が厳しくない?とお思いになる方がいらっしゃるかと思います。
それは過去にトラブルが起こった事項を、禁止事項として記載させて頂いた為に、さらに規約が厳しくなり項目も増えてしまった結果です。
私たち愛護ボランティアは、生活のかなりの部分を犠牲にして無償の奉仕の活動をしております。
そして1匹でも多くの命を救いたいと考えております。
どうぞその辺りをご理解頂いた上でお申し込みをお願い致します。
【登録と予防接種】
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(犬のみ)正式譲渡後は必ずお住まいの市区町村にて、「畜犬登録票」と「狂犬病予防注射済票」の交付を受けて下さい。
その後当会に画像添付にて番号をお知らせ下さい。
愛護団体として行政に票番号を届ける義務がありますので、必ず指定期限内にお願い致します。
もしご登録頂けない場合は譲渡犬をお返し頂きますのでご注意下さい。
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(犬のみ)「畜犬登録票」と「狂犬病予防注射済票」の画像をお送り頂きますと、譲渡犬の体内に埋め込んであるマイクロチップの名義を里親さま宅に変更致します。
お送り頂きませんと、いつまでも会の名義のままですのでご注意下さい。
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(犬のみ)毎年必ず狂犬病の予防注射をお願い致します。
今現在は日本には狂犬病が入って来ていないのは確かですが、国が定めた飼い主の義務としてお願い致します。
また外国船による犬の密輸、港湾への犬の放棄が確認されております。
狂犬病の発生国から連れて来た犬もおりますので、そこから感染しないとも限りませんので必ず受けさせて下さい。
●毎年必ず5種〜9種(犬)3種〜5種(猫)の混合ワクチン接種をお願い致します。
お住まいの地域により種類が違う場合がございますので、掛かり付けの獣医師にご確認下さい。
【住居環境】
●お住まいがマンションなどの集合住宅や、一戸建てであっても賃貸の場合、ペット飼育可かどうか、大きさ制限には抵触していないか、頭数制限に抵触していないか等をご確認下さい。
その場合お見合い時に規約書(ペット飼育許可証等)の確認をさせて頂きます。
何匹まで飼育していい等の記述が曖昧な場合は、必ず不動産屋さんか大家さんにご確認下さい。
その際には口約束だけでなく、必ず証明になるような文書を作成して貰って下さい。
そしてそれをご提示下さい。
●犬や猫の飼育予定のお部屋が、簡単に玄関まで行ける構造のお宅には譲渡出来ません。
必ず逃走防止のペットゲートの設置などをお願い致します。
小さい頃から飼っているわけではありませんので、一旦迷子になると帰って来られなくなったり、交通事故に遭ってしまう危険性が高いです。
動物は時に想像だにしない行動を取ったりすることがあります。
「先代は逃げなかったのでこの子も大丈夫だろう〜」等の安易な考えはとても危険です。
またご家族の一部だけがご理解頂いているのでは困りますので、必ずご全ての家族にお伝え下さい。
●住居の新築、改築、増築などのご予定のある方は、工事が完了してからご応募下さい。
それでなくても新しい環境で落ち着かない上に、工事における騒音や人の出入りなどでさらに神経質になってしまいます。
逃走の危険性も格段にアップしてしまいます。
必ず落ち着いた環境を整えてからお迎えをお願い致します。
●お引越しを控えてのご応募はご遠慮下さい。
それでなくても移動したばかりで不安定な状況で、さらに違う場所に移動させられるのは、犬猫にとって好ましいことではありません。
遠方にお引越しをするためにお届け圏外になるからと、お引越し前に引き取ることはお止め下さい。
必ずお引越し先で、その土地の愛護団体やセンターから引き取ってあげて下さい。
【迷子対策】
●移動したばかりの譲渡犬猫は不安定で神経質です。
特に犬はお散歩中に何かに驚いて、首輪抜けをして逃走することがあります。
ですので(特に怖がりの犬は)必ず迷子札を付けた首輪を装着し、その上でハーネスで引いて下さい。
そうすれば万が一ハーネスが抜けても、首輪が残りますので飼い主が分かります。
「先代犬は大丈夫だったから〜」「庭先にちょっと出すだけだから〜」というお考えは、とても危険ですのでご注意下さい。
また先代犬は首輪をする習慣がなかったので、今度の子も着けないとおっしゃる方がいらっしゃいますが、例外は認めません。
以上の件、ご家族全員で危機管理を共有して下さい。
【飼育者名】
●アンケートの氏名の欄には、必ず実際に飼育される方のお名前を記載して下さい。
トライアルお届け時、申し込み者と飼育者が違うと分かった際には、譲渡出来ない場合がございます。
【ご家族の同意】
●お申し込みになる際には、必ずご家族全員の同意を得てからお願い致します。
反対を押し切って家庭不和になっても困りますし、揉めることにより保護犬が不幸な目に遭っても困ります。
ご家族から反対され土壇場でキャンセルされたりしますと、それまでに費やした時間が無駄になりますし、こちらとしても大変迷惑です。
そのようなことを避ける為、必ずお申し込み前にご家族に確認をお取り下さい。
【先住犬猫の不妊・去勢手術】
●先住犬猫が不妊・去勢を行っていない場合は譲渡出来ません。
片方が手術を行っているのだから妊娠の可能性はないとおっしゃる方がおいでですが、当会ではあらゆる方面から検討して犬の不妊・去勢手術を推進しております。
もしご賛同頂けない場合はお申込みにならないで下さい。(病気等で手術が出来ない場合は1度お問い合わせ下さい。)
【お見合い日程】
●アンケートにお見合いのご希望日の記入欄があります。
保護犬猫はなるべく早く譲渡してあげたいので、同じような条件であれば早くお見合いにいらっしゃれる方を優先する傾向にあります。
ですがその際に早くお見合いに行ける旨、虚偽申告をされる方がいらっしゃるので困っております。
そのようなことは絶対にお止め頂き、必ず本当においで頂ける日時をご記入下さい。
通常お申し込みから2週間以内のお見合いをお願いしております。
ですのであまりにも先のご予定の方は、適正な時期になってからお申し込み下さい。
【トライアル日程】
●アンケートにトライアルのご希望日の記入欄があります。
お見合いが上手く行きトライアルが決りましたら、なるべく早くトライアルを開始したいと考えております。
ですのであまりにも先のご予定の方は、適正な時期になってからお申し込み下さい。
通常お見合いから2週間以内のトライアル開始をお願いしております。
またその際に虚偽申告はお止め下さい。
記入された日程を信用してお見合いに臨み、いざ蓋を空けたら随分先のトライアル開始を希望される方がいらっしゃるので困っております。
そのようなことは絶対にお止め頂き、必ず本当に受け入れ可能な日程をご記入下さい。
私たちは1匹でも多くの命を救いたいと考えております。
なるべく早くお見合いをし、1日でも早くトライアルを開始して譲渡することにより、次の保護犬猫を引き取ることが出来ます。
ですのでお申し込みになる方も、安易なお申し込みや虚偽の申告はお止め下さい。
【多重のお申し込み】
●時々他団体の保護犬猫と二股〜を掛けてお申し込みになる方がいらっしゃいますが、そのようなことはお止め下さい。
アンケートが届けば、それに対してかなりの時間を割いて対応します。
お見合いが決れば、それなりにスタッフ同士の時間調整や、場所の設定などに時間を割きます。
それが二股を掛けている場合、どちらかを直前キャンセルすることになりがちです。
自分たちがやられても、他団体に対してそれをやっても気持ちのいいものではありません。
【健康管理】
●譲渡後に犬猫を太らせてしまう方がとても多いです。
美味しいものを食べて喜ぶ犬の姿はとても可愛らしいものですよね?
ですが度を越して太らせてしまうのは「犬が喜んでいる姿を見たいから」という飼い主のエゴでしかありません。
肥満は犬猫にとって何1つとしていいことはありません。
1度太らせてしまうと、減量させるのにとても辛い思いをさせてしまい、かえって可哀想な目に遭わせることになります。
肥満による心臓疾患、関節疾患等、全ては飼い主の責任ですので、厳密な体重管理をお願い致します。
●犬種や猫種により特定の疾患がありますので、里子に迎える犬種や猫種のなり易い病気などを、事前に勉強しておいて下さい。
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(犬のみ)毎年5月〜12月の蚊の発生時期(又は通年)には、必ず犬フィラリア症の予防薬を投与して下さい。
体重によって投与量が変わりますので、掛かり付けの獣医師にご相談下さい。
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(犬のみ)居室の床がフローリングなどで滑りやすい場合は、何か敷物を敷いて頂くか、滑り止めワックスをご使用下さい。
人間の側からは分かり難いかも知れませんが、犬は滑りやすい場所では脚にかなりの力を入れて歩きます。
長い間には関節を痛めてしまい、高齢になってから歩行困難になっても困りますので、是非気を付けてあげて下さい。
家の見た目よりも、犬の健康を第一に考えてあげて下さい。
股関節脱臼や膝蓋骨脱臼グレードT以上と書かれてある場合は必須項目です。
●長毛種、トリミング犬種などは、その犬猫の特性に合ったお手入れをしてあげて下さい。
特にトリミング犬種は、だいたい1ヶ月〜1ヶ月半に1回のトリミングが必要になりますので、その分の出費を考慮して下さい。
●短吻犬種・短毛種・長毛種などは季節ごとに注意すべき点がありますので、必ずお守り下さい。
●人間でもそうですが、シニア犬猫は若い犬猫と違い病気になり易く、また怪我などもし易いです。
そのことを十分にご理解頂き、それなりの覚悟をお持ちになった上でお申し込み下さい。
●ペットの医療費は人間に比べると思いの他高額です。
ペット保険へのご加入、将来に備えての貯蓄をご検討下さい。
厳しいことを申し上げるようですが、経済的に苦しい方は動物の医療費にしわ寄せが行くことが容易に想像出来ますので、飼育を断念されることが賢明かと思われます。
【躾について】
●トイレの躾、コマンドなどは預かりスタッフ毎に違いがありますので、ブログ等で必ずご確認下さい。
●トイレは預かり宅で完璧に出来ていても、譲渡後環境の変化により全く出来なくなってしまうのもよくある事です。
よくトイレが出来ないと苦情をおっしゃる方がいらっしゃるのですが、犬猫とはそういう生き物です。
ご自分で頑張って躾をしようというお考えでない方は、お申し込みをご遠慮下さい。
●譲渡後に吠えるようになったり、咬むようになった子が時々おります。
あまり甘やかして犬猫の要求を受け入れてばかりいると、そういう風な自己中心的な犬猫になりがちです。
「可愛がる」と「甘やかす」は違いますので、必ず適切な躾をお願い致します。
●保護犬猫というものは、これまで過酷な環境や決して適正ではない環境で育って来た子がほとんどです。
ペットショップで購入して、仔犬仔猫の頃からしか犬猫を飼ったことがない方ですと、想像も出来ないことや汚いと思われることをすることも多いです。
ですがそれは保護犬猫のせいではありません。
金儲け主義のブリーダーや、適正な飼い方をして来なかった元飼い主のせいです。
「可哀想だから」という安易な気持ちだけで申し込まれる方や、あまりに細かいことを気にされる方には向きません。
全てを受け入れようという大らかな心を持った方のみお申し込み下さい。
●トライアルに失敗して戻って来るということは、また棄てられることと同じです。
どうか安易なお申込みだけはなさいませんようお願い致します。
【年齢制限等】
●未成年の方からのご応募はお受けしておりません。
必ず親御さんからのご応募をお願いしております。
●20歳以上の方でもご家族と同居中の方は、必ずご家族とお見合いにおいで下さい。
またはトライアルの際にご同席をお願いしております。
※年齢制限を改定致しました。その犬猫毎に年齢制限が変わりますので、その犬猫のプロフィールをご覧下さい。
●60歳以上の方のみの世帯の場合、何かあった場合に引き続き保護犬の面倒を見て下さる50歳くらいまでの保証人が必要になります。(保護犬により年齢制限は変ります。)
今時の60歳の方はとてもお若いですから、こういう風に申し上げると「自分はまだまだ若い!」とお叱りを受ける事があります。
ですが60歳で若犬若猫を引き取られた場合に、その犬猫が最期を迎えるまでの10年〜15年、本当に何事もなく過ごせる自信はおありでしょうか?
せっかく助けた命ですので、老犬老猫になって路頭に迷う事のないよう、どうかご理解をお願い致します。
●年齢制限は、保護犬猫の年齢や性格によって変わりますので、応募される保護犬猫の募集要項をご覧下さい。
【同棲中の方】
●同棲中の方からのお申し込みはお受けしておりません。
【単身者の方】
●単身でお住まいの方は、何かあった場合に保護犬猫を引き続き面倒を見て下さる50歳くらいまでの保証人が必要になります。
よく「 まだ若いから大丈夫です!」とおっしゃる方がおいでですが、年齢的にお若くても、万が一の事故で入院しなくてはならないなどの場合はどうされますか?
必ず保証人を立てて下さるようお願い致します。
※その犬猫によっては単身者お断りの場合がございますので、よくご確認下さい。
【環境変化】
●保護犬猫を迎えた後で、ご結婚、ご出産のご予定のある方はお気を付け下さい。
赤ちゃんや、配偶者の方が犬アレルギーの場合もございますので、必ず保証人を立てて下さるようにお願い致します。
※その犬猫によっては、結婚や出産のご予定がおありの方はお断りの場合がございますのでよくご確認下さい。
【収入制限】
●例え十分な収入があっても、犬猫は贅沢品と見なされますので、生活保護世帯には譲渡出来ません。
●無職の方には譲渡出来ません。(不動産収入などがある場合は除きます。)
●ここ最近飼う能力がない、または飼う資格のない方が飼育していて放棄する事がとても多いです。
犬猫の飼育には思った以上にお金も時間も掛かります。
もう一度よくお考えになってからご決断下さい。
【外飼いと室内飼い】
●小型犬や猫は基本的に完全室内飼育をお願いしております。
●マンションの場合ベランダ飼育はマナー違反です。
吠え声や尿臭が、お隣や階下の方にご迷惑になりますのでお止め下さい。
●中型以上でも短吻犬種は完全室内飼育をお願いしております。
●中型以上の犬で運動量が必要な犬種などは、お庭がある場合にはなるべく屋外で遊ばせてあげてください。
●柴犬などはなるべく太陽にあて、皮膚を健康に保たせて下さい。
(ブリーダーによっては室内飼育予定者には譲渡しないそうです。)
●お庭で遊ばせる際には、犬が室内に入りたがったり、悪天候の際には家に入れてあげて下さい。
●お庭で遊ばせる場合には、必ず逃走経路がないか?などのチェックをお願い致します。
●番犬目的や、屋外で繋ぎっぱなしのご予定の場合には譲渡出来ません。
●パニック等を起こす可能性のある犬は、完全室内飼育をお願い致します。
【迷惑行為】
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(犬のみ)ドッグラン以外の公共の場で、ノーリードで遊ばせたり、お散歩をさせる習慣のある方からのご応募はお受け致しません。
「 うちの犬は攻撃性はないから・・・」とか「 付いて歩くから大丈夫」とかおっしゃるのですが、そんな事は回りの人間から見た場合分かりません。
犬が怖い方は繋がれて居ない状態がすでに恐怖なわけですから、世の中には犬が嫌いな方もいらっしゃる事をご理解下さい。
その他、大きな音に驚いて道路に飛び出しての交通事故、飼い主が目を離した隙に誘拐なども有り得ますので、犬は必ずリードで繋いでお連れ下さい。
●
(犬のみ)お買い物に連れて行き、お店の前に係留する事は絶対にお止め下さい。
誘拐や咬傷事故の原因になります。
係留時、もし仮に子供が犬を苛めて、犬がそれに反撃して咬んだとします。
本来ならば犬を苛めた子供が悪いのですが、どのような理由があるにせよ、法律上非は飼い主側にあり、訴えられれば高額な慰謝料を支払わなければならなくなります。
●
(犬のみ)小さなお子さまだけでお散歩をさせているのを時々見かけますが、あれは非常に危険かつ迷惑ですので、絶対にお止め下さい。
小さなお子さまと言うのはやはりとっさの判断力に欠けますし、危険回避能力も低いです。
「 じゃあ小さなお子さまって何歳くらいまで?」と聞かれると反対に困ってしまうのですが、小学5〜6年生でもしっかりと冷静なお子さまもいらっしゃれば、中学生になっても全然なお子さまもおいでですので一概には言えませんが・・・
【飼育経験】
●犬猫を飼うのが初めての方は「犬(猫)の飼い方」の本を最低でも1冊はお読み下さい。
もし出来ましたら、お迎え下さる犬種猫種の飼い方の本を読んで頂くのが一番望ましいと思います。
●中には「こんな基本中の基本も知らないで犬猫を飼おうとしたの?」と驚くようなレベルの方がいらっしゃいます。
お申し込みになった保護犬猫の特定の情報や、普段知りえない情報をご質問下さることは問題はありませんが、基本的なことはご自分でお勉強なさって下さい。
例:狂犬病予防接種と混合ワクチンの区別がついていない。
:フィラリアが何か分かっていない。
:その種に食べさせてはいけない物を知らない。
勉強不足が原因で命を落とすことも十分に考えられます。
犬猫の飼育を安易にお考えにならないで、前もって十分な準備をお願い致します。
【近況報告】
●譲渡後は1年に1回程度で構いませんので、必ず画像を添えて近況報告をお願い致します。
この活動は支援者さまからのご寄附で成り立っております。
支援者さまへのご報告も兼ねておりますのでご協力をお願い致します。
★条件的に問題のなかった方は、続いて
こちらをお読み下さい。