毎日毎日たくさんの犬たちや猫たちが棄てられ、また迷子になっても探しても貰えず、保健所の殺処分で悶え苦しみながら冷たい金属の箱の中で死んで行きます・・・
私は各保健所の収容情報を見るのが日課です。
もちろんそれは、迷子になった自分の犬猫を探す為ではありません。
自分が預かっている保護犬猫が卒業してしまい、次はどの犬猫を助けよう?と探す場合もありますが、大抵の場合は自分はすでに手一杯で、見ても仕方がないのに見てしまいます。
そこには飼い主から棄てられ、迷って家に帰れなくなって、途方に暮れる犬たち猫たちの姿があります。
不安に怯える目、恐怖にすくんだ体・・・歳を取りすぎていて立つ事もままならず、それでもすがるような視線を投げかける老犬・・・
中には自分の置かれた状況があまり良く分かっておらず、嬉しそうにしている犬や猫もいます。
そういう犬猫たちには、これからどんな運命が待ち受けているのでしょうか?
どなたか優しい方の目に留まって、引き出して貰えるでしょうか?
あなたは小型犬だからもしかしたら助かるかもね?
中型の雑種だから難しいかも知れないけど、性格がよさそうだし・・・
ああ・・・あなたはそんなに歳を取っていて横たわる事しか出来ないのに、何故そんな所に居るの?
そんな事をいつもいつも考えてしまいます。
そして一番痛感するのは自分の無力さ・・・
自分が目にした犬や猫、全部を今すぐに収容施設から出してあげたい!
そんな衝動に駆られます。
でもそんな事不可能なんですよね・・・
いったいいつまでこの馬鹿げた事が続くのでしょうか?
人間は未来永劫反省することなく、無駄に命の灯火を消し続けるのでしょうか?
もし自分が億万長者だったら!?・・・今すぐにシェルターを作って助け出すのに!
もし自分が総理大臣だったら!?・・・動物愛護法を今すぐにでも変えて、間違った道を正すのに!
でも自分を振り返れば、何の力もお金もない一人のちっぽけな人間です。
でもね・・・そんなちっぽけな人間でも何もしないよりいいんです。
とにかくじっとしていられない、何か行動を起こしたい!
例え年に数匹しか助けられなくても、それでもいいんです。
自分に出来る事を、こつこつと積み上げて行きたい!
可能な限り、
1つでも多くの命を救いたい!
しろいぬの里は、そんな思いの人間達が集まったボランティア団体です。
ほんの小さな集まりですが、犬や猫を思う気持ちだけはどこの大きな団体にも負けません!
皆さま、どうか私達にお力をお貸し下さい。
自分も犬を助けたい!そのお気持ちを私達に託して下さい。
皆さまに成り代わり、必ず思いを繋げてみせます。
今後とも、しろいぬの里をどうぞよろしくお願い致します。
★ご寄付のお願い★