2012/5/25  12:46

This is It! <これだったんだ!>  雑記
 
This is it!、「正にこれやっ!」です。
マイケル・ジャクソンのCDタイトルではありません。

読んでる方にしたら、タイトルから以下の話の展開は全く見えないでしょうね。
んで、下の写真。

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もうボロボロになってますが、ご存知TMS(鉄道模型趣味誌)特集シリーズ 10「変わった車輛30題」。
目次の所に「昭和40年4月1日発行」と書かれています。
1965年ですから、もう47年前。買ったのは発行されてから1年か2年後だったと思います。
250円を握りしめ、神戸市灘区の「六甲模型教材社」(今一般的には「れーるぎゃらりーろっこう」として知られてます)へ自転車に乗って買いに行きました。

で、この本自体が「正にこれやっ!」ではないのです。
先日この本を数年ぶりに発掘してページを捲ったら、「正にこれやっ!」。
「これやっ!」の正体がこれ。 This is it!

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説明不要であります。角倉彬夫(すみくらあきお)氏製作の、おそらく日本で一番有名と思われる模型作品の中の1両。
ええ、EXISTENCE号の牽く列車の中の「カブースタイプのメイルカー」。
これだったんですよ。だから間違えたんです。思い込んでしまったんです。

http://www.youtube.com/watch?v=HmEx82mx8Aw&feature=youtu.be

何度も出してますが、この(↑)YouTubeの動画のフォーニーに繋がってる車両を「メイルカー」と思い込んだワケが判ったと言う話です。

角倉氏のこのモデルの記事中の塗装に関する説明に「車体は赤」と。
僕の中で、この「カブースタイプのメイルカー」は「赤いカブース・タイプのメイルカー」でした。そのイメージがあったのですね。
潜在意識ってヤツです。『赤いこんなデザインの車両があれば、それはメイルカーだ!』
そして、何故YouTubeの赤いカブースに惹かれたのかも。
そして、そんな車両を作っちゃったのかも、全てこの「カブースタイプのメイルカー」のイメージが意識中に存在してたからなんですよ。ええ、断言出来ます。

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突き詰めると、Reighton Gap Railway No. 03なるカブースのプロトタイプ、実際はBridgton & Saco Riverのカブース No. 101を参考とし乍らも、元のイメージとしてのプロトタイプは角倉氏の「カブースタイプのメイルカー」だった。
つまり模型を無意識の内にプロトタイプとしてた、って事。

ええ、プロトタイプは実物に限るなんて規則も原則もないのですね。
現にこの「変わった車輛30題」の岸和田軽便の記事にEXISTENCE号をプロトタイプとした機関車の写真が載ってます。

ま、その話はおいといて、やはり優れたモデルはモデラーの意識に強烈に訴えかけたり、記憶中枢のどこかに消える事なく存在し続けて、何かの拍子(要因)・・・心理学用語でトリガー(引き金)・・・僕の場合はYouTubeの動画ですが・・・で、具体的/抽象的に関わらずそのイメージなりが表面化するモノなんですね。

皆さんもそんな経験ないですか?
作ってみたら、何かに似てる、何だろう?ての。
元ネタが実物、模型に限らず、絶対にあるハズです。
ある識者曰く、「記憶は消えない。取り出し易いか、取り出し難いかだけだ」。

次に作ったエエカゲンな機関車が何かに似てる・・・はて、何だろう? あ! EXISTENCE号だっ!!
絶対にこれは無いなぁ。
EXISTENCE号の”存在”を忘れる程、まだ耄碌してませんからネ。

2012/5/26  19:14

投稿者:Junior
railtruckさん

あ、この写真も見た事があります。
確かに小型でアーチルーフで元ネタに出来なくはないですけど・・・・。
作者は「アメリカ、イギリスのメイルカーを参考にデザイン・・・」とは書かれていますが、車体の大まかなデザインは明らかにメリケン風なので、車体関係はカブース、例えば、これ(http://4.bp.blogspot.com/-MS70n4u7pWc/TsBhJmUS0gI/AAAAAAAAA8E/CCGmnCu60VE/s1600/SRcaboose.jpg)のキューポラ無しショーティーとか・・・・。

2012/5/26  17:49

投稿者:railtruck
> D&RGの最初の2軸客車(smoking carだったかな)の片側を延ばしたように見えるなァと思ってますが…。

コレですか?
http://1stclass.mylargescale.com/BillC/J%26S1871_640.jpg

2012/5/26  16:12

投稿者:Junior
Tadさん(続き)

>1枚の写真やイラストを昇華してイプシロン・スタイルを作られたわけで,ただただスゴイとしか云いようがありません。

はい。この「30題」を買ったのが中学生の頃。いやぁ、ショックでしたよ、阪急電車、阪神電車、神戸市電、8620とEF58だなんだとマトモな車両しか見てない/目に入らない身には”赦せない鉄道車両”でしたねぇ。

でもね、絵が好きだったので、上の写真のペン画、これには強く惹かれ、眺めてるうちにモデル自体に引き込まれました。
大人になって、そんなのを分析すると、おそらく上記の”各国デザインを取り入れているのに統一感があり、尚かつ違和感を感じさせないデザイン力”だと。

だって、ドイツ風の客車の隣が殆どメリケン風味のボックスカーで、その隣がどこの国風とでもとれそうなメイルカー、そして牽くのがEXISTENCE号と言う、国籍不明機(次元不明機? "Back To The Future"のドクが作ったタイムマシン機関車に通じるテイストがありそう)ですけど、全く違和感がない。

角倉さんの作品はこれしか知りませんが、「ナロー・ゲージを始めるきっかけは・・・」と書かれていましたから、それ以前なのか併行してなのか、スタンダード・ゲージもなさってたと思います。
で、このナロー・ゲージ作品群の作風から推し量って、どんなテイストが似合うだろうか?と想像したりして。
例えば、ボンネットを前に突き出した、木造車体のレイルバスとか、同じく木造車体のインタアーバンとか、”燻し”が似合いそうな、個性が滲み出そうな車両を作ってらしたんじゃないですかね?(←頭の中では完成したそんな車両ではなく、件のペン画が浮かび上がるんですけどね)

> D&RGの最初の2軸客車(smoking carだったかな)の片側を延ばしたように見えるなァと思ってますが…。

そうですか。その車両はエンド側から写した1枚の写真しか見た事がなく、よく知らないのですが、僕は「カブースタイプの」と書かれているので、逆にカブースをメイルカーにアレンジしたんじゃないか?と推測してます。
だからワザワザ”カブースタイプの”と但し書きを付けたんじゃないか?と。

2012/5/26  16:11

投稿者:Junior
Tadさん

おや! 午後3時の登場とは、お珍しい。
12時間間違ってませんか? ハハ・・・

> 角倉さんはアメリカよりドイツっぽいのがお好きな感じがします。

「30題」に角倉さんご本人とモデルが写ってる写真、モデルの後ろにドイツのディーゼル動車の写真が飾られてますし、2・3等合造車はドイツものが原形ですもんね。
でも、ストックカーが英国風のドアの開閉方式だったりして、デザイン的に取り入れて面白いものは何でもネタにしようって感じはしますね。

> 独自性が出てて,アメリカっぽさを抑えてますね。

両端のプラットフォーム部分のレイリングのデザインもどことなくヨーロッパっぽいし、アメリカ型じゃまずない通風器もそうですね。
ボックスカーの説明に曰く「手持ちの資料はアメリカ型が多く、どうしても作る車両がそうなりがちで、アメリカ臭を抑える為に屋根を深めにした」と書かれてますから、それ程アメリカ型を意識していらっしゃらなかったと思います。

2012/5/26  15:31

投稿者:Tad
角倉さんはアメリカよりドイツっぽいのがお好きな感じがします。
件のメイルカーも,レターボ−ドとレタリング,オープンのプラットフォームまわりにはアメリカの匂いを感じますが,魚腹(fishberry)台枠やtorpedo ventilatorを取り込んでるところに独自性が出てて,アメリカっぽさを抑えてますね。
角倉さんが作られていた当時は情報源が限られていて,今のように車輛のデータがいろいろ手に入る状況じゃなかったですから,1枚の写真やイラストを昇華してイプシロン・スタイルを作られたわけで,ただただスゴイとしか云いようがありません。

このメイルカー,D&RGの最初の2軸客車(smoking carだったかな)の片側を延ばしたように見えるなァと思ってますが…。

2012/5/25  14:15

投稿者:Junior
railtruckさん

そうです! これもThis is it!でした。
この写真、以前にこのサイトだったかに載ってるのを偶然に見つけて、「これやん!!」。

案外、角倉氏はモデリングの元ネタを2フィート・ゲージや600mmゲージに求めてたのかも?
氏はOn2-1/2と書かれてますが(今ならOn30ですね。但し、1/45スケールですが)、イメージとしては2フッターなんじゃないか?と。

現に角倉氏の記事にSandy River & Rangeley Lakes RR.のフィリップス駅の線路配置図も載ってますし、「ナロー・ゲージを始める切っ掛けがSandy River & Rangeley Lakes RR.の記事を見たから」と明記されてますから、この「カブースタイプのメイルカー」も2フッターの車両が元ネタだった可能性は否定出来ませんね。

2012/5/25  13:57

投稿者:railtruck
で、そのイプシロン鉄道の2・3等車の元ネタが、こちらのOtaviのスチーム・カーですよね。
http://www.flickr.com/photos/tramwayjohn/3768165140/

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